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blossom
第2章 Love1:ハジメテの男
「聞かせてよ…もっと」
山根くんの指が私の指を奪ってしまい、私の口からは恥ずかしい声が溢れだしそうになる。
「んんっ…ふぅん……んぁっ…」
下唇を噛んでも、すぐに外れてしまう。
「眠ってる間は素直にいい声出してたよ」
(そんな…まさか…)
「はぁっ…恥ずかし…んぅっ…っぁ」
山根くんが身体を起こすと、中で当たる場所が変わって、また新たな刺激が呼び起こされる。
手を恋人のように固く繋いだままで、こんな風に繋がっていることが、更に心にまでも快感を与えるんだと初めて知った。
ムズムズするような身体の疼きがどんどんと増してくる…
口も塞げず、身体はほとんど動かせない状態なのに、怖いくらいに込み上げてくる
(…これって…もしかして…)
「だめ…んんぁっ…こわいっ……やまねく…っ」
身体が暴れだしてしまいそうになる。
乱れている自分を見られるのも嫌…
(ぁあっ……もう…だめ……かも…)
発電機が限界までモーターを回しているような、そんな感じがしていた。
壊れちゃいそうな勢い…そう感じた矢先。
山根くんがまた私の中で大きく震えたのだった。
私の中の何かは壊れずに済んだ。
ギリギリのところだったけれど。
山根くんの指が私の指を奪ってしまい、私の口からは恥ずかしい声が溢れだしそうになる。
「んんっ…ふぅん……んぁっ…」
下唇を噛んでも、すぐに外れてしまう。
「眠ってる間は素直にいい声出してたよ」
(そんな…まさか…)
「はぁっ…恥ずかし…んぅっ…っぁ」
山根くんが身体を起こすと、中で当たる場所が変わって、また新たな刺激が呼び起こされる。
手を恋人のように固く繋いだままで、こんな風に繋がっていることが、更に心にまでも快感を与えるんだと初めて知った。
ムズムズするような身体の疼きがどんどんと増してくる…
口も塞げず、身体はほとんど動かせない状態なのに、怖いくらいに込み上げてくる
(…これって…もしかして…)
「だめ…んんぁっ…こわいっ……やまねく…っ」
身体が暴れだしてしまいそうになる。
乱れている自分を見られるのも嫌…
(ぁあっ……もう…だめ……かも…)
発電機が限界までモーターを回しているような、そんな感じがしていた。
壊れちゃいそうな勢い…そう感じた矢先。
山根くんがまた私の中で大きく震えたのだった。
私の中の何かは壊れずに済んだ。
ギリギリのところだったけれど。