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blossom
第16章 Love15:焦らす男
目の前で服を脱いでいく涼くんから目が離せない。口を閉じることも忘れ、はぁはぁと動物のように呼吸が荒くなっていた。

細いのに筋肉質な身体で、何よりも硬そうで反り返ったおちんちんに抱きついてしまいそうになる。

「さくら、手を挙げて」
両手を挙げると、涼くんの右手で纏められ壁に押しつけられた。

「言うこときけない手は俺が捕まえててあげる」

「あり…がと…」
もう目の前のものにしゃぶりつきたくて仕方ない。私はこんな女だっただろうか。

涼くんがおちんちんの先を私に向けてくれると、嬉しくて口を開けてしまう。
「そのまま舌出して」

大きく口を開けたまま、最大限に舌を出して涼くんを見上げる。私を見下ろすだけで、近づけてくれる気配がない。

「おひんひん…くぁはい…」

ニッコリと王子様みたいに優雅に笑って、私の口の中に差し込んでくれた。

まるで挿入されたかのように、下腹部に快感を感じてしまう。波打つようにうねってしまうのが自分でも分かる。

涼くんはゆっくりと抜き差しして、三回目に喉の奥で止まった。

「さくら、奥が好きなんでしょ?」
後頭部が壁に押しつけられ、気道まで塞がれているのに、ゾワゾワと全身を覆う快感のベール。

ヨダレまみれのおちんちんが引き抜かれると、また口を開けて待ってしまう。

苦しくて、えずいてしまい、
胃の中は掻き回されるのに、
腰まで勝手に動き出してしまう。
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