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blossom
第18章 Love17:問い詰める男
「そいつともこうしたの?」
陶酔していた意識が現実に戻される。
「その人とはしてない」
夫の目をしっかりみて否定するが、同時に失言だったと後悔する。その後悔を察したのか、夫は私の目を見たまま抜き差しする。
「そう…」
痺れるような気持ちよさと、正気を保たなければならない緊張が私の中でグルグル巡りながら共存している。
一瞬の沈黙だけで、意識は下半身の刺激にとらわれていく。
「ぁ…ぁあ……」
目を閉じて、中を出入りする夫を感じる。
「何人知ってるの?ママのここ」
ハッとして目を開けると、私の顔をじっと見ている夫の真顔が目に入った。
「そ…なこと…」
楔のように打ち込まれ、奥で止まった。
「言って。何人?」
「ぇ……えっと…」
(山根くんとパパ、あと冴島さんと…)
「本当に…言うの…?嫌じゃ…ないの?」
(あっ、あと、佐野くんだっ)
「嫌じゃないよ。言って。」
「よ…よ…四人…」
「へえ…思ったより少ないな…」
ズドンと腰を打ちつけられた。
「その中で一番うまかったのは誰?」
「やめてよ」
「何番目の男が良かった?」
「パパ、もうやめて」
「で、俺はさくらの何人目の男なの?」
「パパっ」
「やっぱ四人目じゃないんだ?」
(…また…しくじってしまった……)
陶酔していた意識が現実に戻される。
「その人とはしてない」
夫の目をしっかりみて否定するが、同時に失言だったと後悔する。その後悔を察したのか、夫は私の目を見たまま抜き差しする。
「そう…」
痺れるような気持ちよさと、正気を保たなければならない緊張が私の中でグルグル巡りながら共存している。
一瞬の沈黙だけで、意識は下半身の刺激にとらわれていく。
「ぁ…ぁあ……」
目を閉じて、中を出入りする夫を感じる。
「何人知ってるの?ママのここ」
ハッとして目を開けると、私の顔をじっと見ている夫の真顔が目に入った。
「そ…なこと…」
楔のように打ち込まれ、奥で止まった。
「言って。何人?」
「ぇ……えっと…」
(山根くんとパパ、あと冴島さんと…)
「本当に…言うの…?嫌じゃ…ないの?」
(あっ、あと、佐野くんだっ)
「嫌じゃないよ。言って。」
「よ…よ…四人…」
「へえ…思ったより少ないな…」
ズドンと腰を打ちつけられた。
「その中で一番うまかったのは誰?」
「やめてよ」
「何番目の男が良かった?」
「パパ、もうやめて」
「で、俺はさくらの何人目の男なの?」
「パパっ」
「やっぱ四人目じゃないんだ?」
(…また…しくじってしまった……)