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blossom
第18章 Love17:問い詰める男
夫は少しすると身体を離して、垂れてくる精子を拭いてくれた。
「シャワー…先に浴びる?」
「後でいいよ、パパ、汗かいてるし」
まるで何事も無かったかのように、会話している不思議。裸のままソファに座り、床に脱がれたままの夫の下着とスウェットを拾って軽く畳む。
(夫は許してくれたのだろうか…)
今までの夫とのセックスとは違う興奮があった。決して上手なわけではないのだけれど、嫉妬や独占欲を丸出しにした夫の言葉に感じていたのは事実だ。
下着をつけないままさっきまで着ていた服を身につける。歯型だらけの痛々しさが隠れた代わりに、首筋には新たに赤いキスマークがつけられていた。
少しして子供たちが帰宅すると、更に元通りの風景になる。何も無かったのではないかと勘違いしてしまうほど、夫の態度もいつも通りだった。
夕食を食べに行き、帰宅して順番にお風呂に入る。
キッチンでコーヒーを入れようとしているところに夫が近づいたきた。
「ねぇママ」
「なぁに?パパのも入れてるよ」
「あの下着あったでしょ?ピンクの…」
私はドキッとして、ふぅんと鼻から息を吸った。
「あれ、着てきて」
「……今?」
「そう。今。」
耳たぶを掠める距離で囁かれ、娘が振り向かないかドキドキしてしまう。
「分かっ…た…」
「シャワー…先に浴びる?」
「後でいいよ、パパ、汗かいてるし」
まるで何事も無かったかのように、会話している不思議。裸のままソファに座り、床に脱がれたままの夫の下着とスウェットを拾って軽く畳む。
(夫は許してくれたのだろうか…)
今までの夫とのセックスとは違う興奮があった。決して上手なわけではないのだけれど、嫉妬や独占欲を丸出しにした夫の言葉に感じていたのは事実だ。
下着をつけないままさっきまで着ていた服を身につける。歯型だらけの痛々しさが隠れた代わりに、首筋には新たに赤いキスマークがつけられていた。
少しして子供たちが帰宅すると、更に元通りの風景になる。何も無かったのではないかと勘違いしてしまうほど、夫の態度もいつも通りだった。
夕食を食べに行き、帰宅して順番にお風呂に入る。
キッチンでコーヒーを入れようとしているところに夫が近づいたきた。
「ねぇママ」
「なぁに?パパのも入れてるよ」
「あの下着あったでしょ?ピンクの…」
私はドキッとして、ふぅんと鼻から息を吸った。
「あれ、着てきて」
「……今?」
「そう。今。」
耳たぶを掠める距離で囁かれ、娘が振り向かないかドキドキしてしまう。
「分かっ…た…」