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blossom
第20章 Love19:狂わせる男
一時間後、再びチェックするとまたメッセージが来ていた。
[ いつか少し話せる?]
「会うってこと?それとも電話?」
ここからは早いペースでまたやりとりが始まった。
[ 080…]
すぐに番号が送られてきた。
[ 声、聞かせてよ]
「昼間しかダメだけど…涼くん平気?」
[ 今でもいいよ]
「じゃあ、かけるね」
さっきの番号にかけるとすぐ、涼くんが出た。
[ もしもし]
「桂木です…」
[ 中西です…って、あはは、誰かと思うじゃん]
(案外元気そう?)
「大丈夫?大丈夫なはずないよね、辛い?」
[ それがさ、浮気されたんだよ。元カレとずーーーーっと繋がってたんだと。笑えるよな。]
「えっ、そんな…」
[ それ知ったら、なんかスッと冷めたっていうか、色々と合点がいったっていうか。]
「涼くん…あのさ、いいよ、無理しなくて。」
[ はぁ………、キツい、さすがに…]
「うん…そうだよね。いつでも話聞くからね。」
[ 話、だけ?]
(さすがにこのタイミングで、ウチはレス解消したよ、とは言えない…)
「…ぇ…っと…」
[ また会おうよ、さくら]
「会うって、それは…」
[ また泣くほど楽しもうよ]
あの日のことを思い出し、下半身がジーンと痺れ、身体中の血液がグルグルと廻り始める。
[ いつか少し話せる?]
「会うってこと?それとも電話?」
ここからは早いペースでまたやりとりが始まった。
[ 080…]
すぐに番号が送られてきた。
[ 声、聞かせてよ]
「昼間しかダメだけど…涼くん平気?」
[ 今でもいいよ]
「じゃあ、かけるね」
さっきの番号にかけるとすぐ、涼くんが出た。
[ もしもし]
「桂木です…」
[ 中西です…って、あはは、誰かと思うじゃん]
(案外元気そう?)
「大丈夫?大丈夫なはずないよね、辛い?」
[ それがさ、浮気されたんだよ。元カレとずーーーーっと繋がってたんだと。笑えるよな。]
「えっ、そんな…」
[ それ知ったら、なんかスッと冷めたっていうか、色々と合点がいったっていうか。]
「涼くん…あのさ、いいよ、無理しなくて。」
[ はぁ………、キツい、さすがに…]
「うん…そうだよね。いつでも話聞くからね。」
[ 話、だけ?]
(さすがにこのタイミングで、ウチはレス解消したよ、とは言えない…)
「…ぇ…っと…」
[ また会おうよ、さくら]
「会うって、それは…」
[ また泣くほど楽しもうよ]
あの日のことを思い出し、下半身がジーンと痺れ、身体中の血液がグルグルと廻り始める。