この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
blossom
第20章 Love19:狂わせる男
「おいで」
歩き始めた涼くんにチェーンを引っ張られて、ペタペタと四つん這いのままでなんとかついて行く。
「これ拾って」
さっき涼くんが投げたものが床に落ちていた。
さっきまで私の腰に巻かれていたベルトだ。
手で拾おうとすると、しゃがんだ涼くんが私の両頬を片手でムニッと掴んだ。
「口でだよ」
(私、人間扱いしてもらえないんだ…)
じんわりと感覚を取り戻し始めたクリトリスは、触れられてもいないのに脈打つように痺れていた。
なんとか噛めそうなところを見つけて、口にくわえると湿っていた。
(こんなに濡らしたの…私…)
カラカラと金具のような部品を床に擦らせながらなんとか涼くんのそばについて行くと、黒い棚の前で涼くんが止まった。下からの目線では何があるのか分からなかった。
「こっちだよ」
鎖を引かれてついて行く。涼くんが手に持っていたのはバイブだった。黒い生々しい形のバイブ。もし私に尻尾があったら、嬉しい気持ちが隠しきれず、勢いよく振っていただろう。
「ここに乗って」
言われるままに台の上に座るとまた腰にベルトが巻かれた。
(ストッキングもショーツも履いたままなのに?)
そんな私の疑問はくだらないものだった。
涼くんはなんの躊躇もなくストッキングをババッと破いたのだ。
歩き始めた涼くんにチェーンを引っ張られて、ペタペタと四つん這いのままでなんとかついて行く。
「これ拾って」
さっき涼くんが投げたものが床に落ちていた。
さっきまで私の腰に巻かれていたベルトだ。
手で拾おうとすると、しゃがんだ涼くんが私の両頬を片手でムニッと掴んだ。
「口でだよ」
(私、人間扱いしてもらえないんだ…)
じんわりと感覚を取り戻し始めたクリトリスは、触れられてもいないのに脈打つように痺れていた。
なんとか噛めそうなところを見つけて、口にくわえると湿っていた。
(こんなに濡らしたの…私…)
カラカラと金具のような部品を床に擦らせながらなんとか涼くんのそばについて行くと、黒い棚の前で涼くんが止まった。下からの目線では何があるのか分からなかった。
「こっちだよ」
鎖を引かれてついて行く。涼くんが手に持っていたのはバイブだった。黒い生々しい形のバイブ。もし私に尻尾があったら、嬉しい気持ちが隠しきれず、勢いよく振っていただろう。
「ここに乗って」
言われるままに台の上に座るとまた腰にベルトが巻かれた。
(ストッキングもショーツも履いたままなのに?)
そんな私の疑問はくだらないものだった。
涼くんはなんの躊躇もなくストッキングをババッと破いたのだ。