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blossom
第21章 Love20:執着する男
口の中にまだ残っていた精子まで、思わず手のひらに出してしまった。
「ごめんね、さくら」
夫はティッシュを数枚取って、私の手のひらに被せた。
「ごめんね」
そう言って抱きしめようとしてくれた夫の先端から、まだ少し残っていた精子が垂れそうになっていた。
手のひらの精子をティッシュで軽く拭き、夫のおちんちんに顔を近づける。舌先で精子を舐め取り、口の中に収めるところを夫はじっと見ていたのだった。
「さくら…大好きなんだよ…さくら…」
「どこにも行かないで、離れていかないで」
「全部許すから、大丈夫だから、隠さないで」
私の頭を撫でながら、思いをぶつけてくれていたけれど、私の身体はヘトヘトでほとんど理解出来ていなかった。
その日から数日、道具を使った夫婦生活が続いた。
私を責めるようなことを口にしながら、自分の劣等感を刺激しているような夫の言葉に、夫の性癖の本性を見たような気がしていた。
嫉妬に狂う夫は、誰よりも私を欲してくれる。
他の誰かに抱かれてもいいからといって、愛されていないわけではなく、むしろ私への愛は強くなっている気すらする。
夫が趣向をさらけ出してからは、私への執着を隠すこともなくなった。これまでどう隠していたのかと思えるほど、偏執的な執着を見せるようになった。
「ごめんね、さくら」
夫はティッシュを数枚取って、私の手のひらに被せた。
「ごめんね」
そう言って抱きしめようとしてくれた夫の先端から、まだ少し残っていた精子が垂れそうになっていた。
手のひらの精子をティッシュで軽く拭き、夫のおちんちんに顔を近づける。舌先で精子を舐め取り、口の中に収めるところを夫はじっと見ていたのだった。
「さくら…大好きなんだよ…さくら…」
「どこにも行かないで、離れていかないで」
「全部許すから、大丈夫だから、隠さないで」
私の頭を撫でながら、思いをぶつけてくれていたけれど、私の身体はヘトヘトでほとんど理解出来ていなかった。
その日から数日、道具を使った夫婦生活が続いた。
私を責めるようなことを口にしながら、自分の劣等感を刺激しているような夫の言葉に、夫の性癖の本性を見たような気がしていた。
嫉妬に狂う夫は、誰よりも私を欲してくれる。
他の誰かに抱かれてもいいからといって、愛されていないわけではなく、むしろ私への愛は強くなっている気すらする。
夫が趣向をさらけ出してからは、私への執着を隠すこともなくなった。これまでどう隠していたのかと思えるほど、偏執的な執着を見せるようになった。