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blossom
第21章 Love20:執着する男
髪…うなじ…肩…背中…
冴島さんの唇や舌が私の身体を愛してくれる。
この人に委ねていれば、余計なことを何も考えずに快楽の海をたゆたっていられると身体が覚えている。
「ねぇ、さくらさん?」
熱い息が首筋を愛撫する。
「な…に…?」
「さくらが花を開かせる条件って知ってる?」
「…え…?」
「寒い冬を越えて…春に向けてある一定の温度まで経験すると…」
「んんっ…」
ほとんど動かされていないのに、勝手に快感の湧き水が込み上げてきてしまう。
「きれいなさくらが咲くんだよ」
腕枕をしてくれている手が胸に伸びてくると、冴島さんの指にツンと硬くなった乳首が触れた。
「この間まで堅く殻にこもっていたのに、もう蕾が綻びかけてる気がする…」
身体のラインを温かな手でなぞっていた冴島さんの右手は、私のお腹の辺りを優しく撫で始めた。
「ここの中…分かる?どこまで入ってる?」
吐息の混じったセクシーな声。
冴島さんの手のひらの温かさが、途端に意味合いを変え私を快楽へと突き動かす。
「こ…ここ…」
冴島さんの手に自分の手を重ねると、中に存在する冴島さんの硬い欲望へと意識が集中してしまう。
「熱くて、溶けそうだよ…この中…」
「冴島さんの…硬くて強くて…あぁ…大き…」
冴島さんの手が少しだけその部分を押すと、つま先からビリビリと痺れが走った。
ただ繋がっているだけで幸せ。
ただ繋がっているだけでイク。
冴島さんの唇や舌が私の身体を愛してくれる。
この人に委ねていれば、余計なことを何も考えずに快楽の海をたゆたっていられると身体が覚えている。
「ねぇ、さくらさん?」
熱い息が首筋を愛撫する。
「な…に…?」
「さくらが花を開かせる条件って知ってる?」
「…え…?」
「寒い冬を越えて…春に向けてある一定の温度まで経験すると…」
「んんっ…」
ほとんど動かされていないのに、勝手に快感の湧き水が込み上げてきてしまう。
「きれいなさくらが咲くんだよ」
腕枕をしてくれている手が胸に伸びてくると、冴島さんの指にツンと硬くなった乳首が触れた。
「この間まで堅く殻にこもっていたのに、もう蕾が綻びかけてる気がする…」
身体のラインを温かな手でなぞっていた冴島さんの右手は、私のお腹の辺りを優しく撫で始めた。
「ここの中…分かる?どこまで入ってる?」
吐息の混じったセクシーな声。
冴島さんの手のひらの温かさが、途端に意味合いを変え私を快楽へと突き動かす。
「こ…ここ…」
冴島さんの手に自分の手を重ねると、中に存在する冴島さんの硬い欲望へと意識が集中してしまう。
「熱くて、溶けそうだよ…この中…」
「冴島さんの…硬くて強くて…あぁ…大き…」
冴島さんの手が少しだけその部分を押すと、つま先からビリビリと痺れが走った。
ただ繋がっているだけで幸せ。
ただ繋がっているだけでイク。