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blossom
第22章 Love21:私だけの男
「ねぇ、ママ…笠原って覚えてる?」
突然そう話し始めた夫の先からはまだポタリと雫が垂れていた。
「笠…原?誰だっけ?」
「Honeysで一緒にバイトしててさ、ママと同じ大学の。」
余りにも突然の話に、思わず目を閉じて記憶を辿る。
「うーん…笠原くん…居たような気はするけど」
「アイツ、笠原に似てたでしょ?」
夫は何を言っているのだろうか。
その、大学とバイト先が一緒だったらしい笠原くんが、今さらなんだと言うのだ。
「笠原さぁ、俺がさくらのこと呼んでるのに、毎回あいつがテーブルに来るんだよ。しかもバイト終わりは必ずさくらを待ち伏せして、駅まで一緒についてくるんだよ。最終的にはシフトもさくらと合わせてきてさ…」
捲し立てるように、言いたいことをぶちまけ続ける。夫の男性器は、少しずつ興奮した状態に戻りつつあった。
「待って、待ってよ…ちょっと…」
私の声など届いていないかのように、更に続ける。
「確か店長の送別会の帰りだったかな?笠原がさ、さくらの肩を抱いてホテルに連れ込もうとしてさ…ありえないよな。」
確かにそんなこともあったと、思い出した。酔っていた笠原くんの手を必死に振りほどいて、駅まで走ったのを思い出す。
「とにかく、店での笠原の行動の一つ一つもさ、神経を逆なでしてきて、いちいちさくらに…」
「何を言ってるの?どういうこと?」
頭の中はクエスチョンマークだらけだった。
乾ききってしまったところに、夫は自分の体液を塗りたくり始めた。
ふぅぅっと息を吐き切ると、私の目をじっと見つめながら言った。
「つまり……笠原のおかげで俺は、さくらにアタックできたってこと、かな。」
クプッ…クピッ…
夫の先がグ二グ二と割れ目をなぞる度、私は音をさせて入り口が潤い始めたことを知らせてしまう。
突然そう話し始めた夫の先からはまだポタリと雫が垂れていた。
「笠…原?誰だっけ?」
「Honeysで一緒にバイトしててさ、ママと同じ大学の。」
余りにも突然の話に、思わず目を閉じて記憶を辿る。
「うーん…笠原くん…居たような気はするけど」
「アイツ、笠原に似てたでしょ?」
夫は何を言っているのだろうか。
その、大学とバイト先が一緒だったらしい笠原くんが、今さらなんだと言うのだ。
「笠原さぁ、俺がさくらのこと呼んでるのに、毎回あいつがテーブルに来るんだよ。しかもバイト終わりは必ずさくらを待ち伏せして、駅まで一緒についてくるんだよ。最終的にはシフトもさくらと合わせてきてさ…」
捲し立てるように、言いたいことをぶちまけ続ける。夫の男性器は、少しずつ興奮した状態に戻りつつあった。
「待って、待ってよ…ちょっと…」
私の声など届いていないかのように、更に続ける。
「確か店長の送別会の帰りだったかな?笠原がさ、さくらの肩を抱いてホテルに連れ込もうとしてさ…ありえないよな。」
確かにそんなこともあったと、思い出した。酔っていた笠原くんの手を必死に振りほどいて、駅まで走ったのを思い出す。
「とにかく、店での笠原の行動の一つ一つもさ、神経を逆なでしてきて、いちいちさくらに…」
「何を言ってるの?どういうこと?」
頭の中はクエスチョンマークだらけだった。
乾ききってしまったところに、夫は自分の体液を塗りたくり始めた。
ふぅぅっと息を吐き切ると、私の目をじっと見つめながら言った。
「つまり……笠原のおかげで俺は、さくらにアタックできたってこと、かな。」
クプッ…クピッ…
夫の先がグ二グ二と割れ目をなぞる度、私は音をさせて入り口が潤い始めたことを知らせてしまう。