この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
blossom
第3章 Love2:知らない男
冴島さんの指がクイッと私のことを開いた。私の心は期待で弾んでしまう。

一番敏感なところにチュプッと音を立てて吸いついたと思ったら、一秒もしないうちに口を離してしまった。

「あぁっ……ふぅん…………」

少し間を置いてまた剥き出しにされたそこにチュプッと吸いついて…離れていく。この繰り返し。

(もっと…いっぱいして欲しいのに…)

始めこそそう思っていたが、一定のリズムで与えられる快感に、身体も頭も侵されていった。

冴島さんの舌が吸いついてくれるという期待で、何も触れていない時間にもピリリと痺れるような感覚を覚える。

触れられるよりもコンマ何秒か先に、フライングで快感が襲ってくるのだ。

ジンジンと待ち構えたところに追い打ちをかけるように舌が吸いつく。

「ふぅっ…はっ…あぁっ……はぁんっ……」

黙って繰り返している冴島さんの口しか目に入らない。

(早く…早く吸って…)

頭の中はそればかりになる。
繰り返される単調な動きなのに…


「ぁ…っはぁっ…また…ぁ…すごぃの…」

触れられていなくても、声が出るほどの痺れが波紋のように全身に広がる。

「来ちゃ…ぁ……ゃあっ………これ…っ…」


その頂点は、触れられる直前にゆっくりと舞い降りてきた。

「………ぁあ…すごい…ぁぁああぁあぁっ」

長い快感がじっくりとつま先まで響いては、波のようにまた戻ってきた。
/482ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ