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blossom
第24章 The Last Love : 運命の人
あの日の私がイクと、何もされていないのになぜだか身体がズクンと疼く。
目隠しをされた真っ暗闇の中、夫の唇が私の身体のあちこちにキスをする。
(私に何か話しかけている?)
夫の声が聞こえた気がして耳に意識を集中すると、あの日の私のよがり声に意識が奪われる。
優しい指先が私の輪郭をゆっくりとなぞるだけで、太ももを擦り合わせ、身体をくねらせてしまうのだ。
膝に唇が触れた。
閉じていた膝を緩ませ、夫を誘い込むようにゆっくりと開く。
「拓人さん…お願い…」
その言葉を発している間にも、過去の私がまた絶頂の声をあげていた。
自分では分からない。今そこがどれほどまでに濡れているのか。
舌で転がされたらすぐにでもイッてしまいそうな程に、興奮していた。
恋人たちのように指を絡めしっかりと繋がれた両手。
私は快感と少しの混乱の中で、すぐにクリトリスで絶頂した。過去の私の絶頂と今の私の快感の境目が分からなくなる。
少し休んではまたすぐにクリトリスを責められる。夫の舌でこんなにイカされたことがあっただろうか。
日中、限界まで冴島さんにイカされた身体が、夫によってまた絶頂へと何度も押し上げられる。
はぁはぁと閉じることを忘れた口に夫の舌が入ってきても、応えられないほどになっていた。
目隠しをされた真っ暗闇の中、夫の唇が私の身体のあちこちにキスをする。
(私に何か話しかけている?)
夫の声が聞こえた気がして耳に意識を集中すると、あの日の私のよがり声に意識が奪われる。
優しい指先が私の輪郭をゆっくりとなぞるだけで、太ももを擦り合わせ、身体をくねらせてしまうのだ。
膝に唇が触れた。
閉じていた膝を緩ませ、夫を誘い込むようにゆっくりと開く。
「拓人さん…お願い…」
その言葉を発している間にも、過去の私がまた絶頂の声をあげていた。
自分では分からない。今そこがどれほどまでに濡れているのか。
舌で転がされたらすぐにでもイッてしまいそうな程に、興奮していた。
恋人たちのように指を絡めしっかりと繋がれた両手。
私は快感と少しの混乱の中で、すぐにクリトリスで絶頂した。過去の私の絶頂と今の私の快感の境目が分からなくなる。
少し休んではまたすぐにクリトリスを責められる。夫の舌でこんなにイカされたことがあっただろうか。
日中、限界まで冴島さんにイカされた身体が、夫によってまた絶頂へと何度も押し上げられる。
はぁはぁと閉じることを忘れた口に夫の舌が入ってきても、応えられないほどになっていた。