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blossom
第24章 The Last Love : 運命の人
ヘッドホンとアイマスクを外されても、クリトリスの痺れにしか意識がいかずそのままでいた。
肉体的とは別の疲れ。
自分の快感とあの時の私の絶頂とが、まぜこぜになってしまって、いつの間にかその境界が曖昧になったのだ。脳が混乱し、疲弊し、そして陶酔したかのように心地よかった。
夫は裸のままの私の頭の下に腕を通し、宝物を抱き抱えるようにして眠った。
翌朝目が覚めると、下半身だけでなく背中や腕までが重たく感じたけれど、朝起きるまで腕枕をされていた嬉しさはそれをかき消すほどだった。
眠っている夫の顔を見上げる。
(こんな風に目覚められる日がくるなんて…)
夫の異常なまでに深く熱い愛情を理解した今、仮にまた背を向けられても、こっちを向いて欲しいと躊躇なく要求できるようになった。
私は変わった。
「おはよう…」
寝ぼけまなこの夫にぐっと抱き寄せられた。
「おはよう」
夫の胸にキスをする。
「昨日の…すごく興奮した…」
恥ずかしいので背を向けながら、夫に伝えた。
「あぁ。俺もだよ。」
更に強く背後から抱きしめられて、スイッチが入りかける。
「もう、起きなきゃいけないのに」
「少しだけ」
互いの性器を手で弄りながら、繋がれる状態か確認していた。
「少…しだけ…」
ヌプッと先端が埋まる。
「少しじゃ嫌…」
夫の腰に手を回す。
肉体的とは別の疲れ。
自分の快感とあの時の私の絶頂とが、まぜこぜになってしまって、いつの間にかその境界が曖昧になったのだ。脳が混乱し、疲弊し、そして陶酔したかのように心地よかった。
夫は裸のままの私の頭の下に腕を通し、宝物を抱き抱えるようにして眠った。
翌朝目が覚めると、下半身だけでなく背中や腕までが重たく感じたけれど、朝起きるまで腕枕をされていた嬉しさはそれをかき消すほどだった。
眠っている夫の顔を見上げる。
(こんな風に目覚められる日がくるなんて…)
夫の異常なまでに深く熱い愛情を理解した今、仮にまた背を向けられても、こっちを向いて欲しいと躊躇なく要求できるようになった。
私は変わった。
「おはよう…」
寝ぼけまなこの夫にぐっと抱き寄せられた。
「おはよう」
夫の胸にキスをする。
「昨日の…すごく興奮した…」
恥ずかしいので背を向けながら、夫に伝えた。
「あぁ。俺もだよ。」
更に強く背後から抱きしめられて、スイッチが入りかける。
「もう、起きなきゃいけないのに」
「少しだけ」
互いの性器を手で弄りながら、繋がれる状態か確認していた。
「少…しだけ…」
ヌプッと先端が埋まる。
「少しじゃ嫌…」
夫の腰に手を回す。