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blossom
第24章 The Last Love : 運命の人
ズズ…ズ…ズ……
めり込むように入ってくる。
身体が勝手に折れ曲がっていくのを、夫に掴まれた。
「声…ガマン…」
私の髪に顔を埋めた夫がそう言った。断片的な言葉から、夫は夫で何かを堪えながら、この、ひと時を楽しんでいることが伝わる。
大きな手で私の口を塞ぎ、もう一方の手は私の胸を掴んだ。私は夫の身体に爪を立てながら、また新しい快感に酔っていた。
「うっ……っ…ぅ……うっ…」
ガチャ…おもむろに寝室のドアが開いた。
夫は慌てて私を毛布で隠す。
「おはよ…ママは?」
(陸人の声だ)
「ママまだ寝てるよ。起きるには早くない?」
「うん……でも、もう寝れなくて」
「分かったよ。パパももうリビング行くから、先に着替えてなさい。」
「うん。分かった。」
陸人がドアを閉めたので、身体を離そうと動くと、夫は名残惜しそうに、ゆっくりと腰を前後させた。
「だっ……め…だって…」
「分かってる…」
中途半端に終わったけれど、それはそれで良かった。それすら楽しめる関係だからだ。ふふふと笑いあって、抱き合ってから、私は新しい下着を身につけた。
めり込むように入ってくる。
身体が勝手に折れ曲がっていくのを、夫に掴まれた。
「声…ガマン…」
私の髪に顔を埋めた夫がそう言った。断片的な言葉から、夫は夫で何かを堪えながら、この、ひと時を楽しんでいることが伝わる。
大きな手で私の口を塞ぎ、もう一方の手は私の胸を掴んだ。私は夫の身体に爪を立てながら、また新しい快感に酔っていた。
「うっ……っ…ぅ……うっ…」
ガチャ…おもむろに寝室のドアが開いた。
夫は慌てて私を毛布で隠す。
「おはよ…ママは?」
(陸人の声だ)
「ママまだ寝てるよ。起きるには早くない?」
「うん……でも、もう寝れなくて」
「分かったよ。パパももうリビング行くから、先に着替えてなさい。」
「うん。分かった。」
陸人がドアを閉めたので、身体を離そうと動くと、夫は名残惜しそうに、ゆっくりと腰を前後させた。
「だっ……め…だって…」
「分かってる…」
中途半端に終わったけれど、それはそれで良かった。それすら楽しめる関係だからだ。ふふふと笑いあって、抱き合ってから、私は新しい下着を身につけた。