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blossom
第4章 Love3:若い男
20歳近くも年下の若い男の人と…上村さんは楽しそうにしている。私が入る前はもっと遠慮なくベタベタしていたんだろう。一周回って申し訳ない気持ちにすらなる。
パートに入って三日目のことだった。
「桂木さん、もう一人でできそうよね?」
「あまりシステムが変わってなくてよかったです」
「私、事務室でお金数えてるから、何かあったら呼んでくれる?」
「わかりました。」
「お客さんいっぱい来たりしたら呼んでくれていいからね?」
「はーい、ありがとうございます。」
幸い一人でまわせる程度の入客数だったので、呼ばずに済んだ。
いつもと違ったのは一つだけ。
高野くんがいつもより一時間も早く事務室に入って行ったこと。こっそり事務室のドアに近づいて聞き耳を立てると、案の定、淫らな音が漏れ聞こえてくる。
店内に戻ってモニターを見ても、監視カメラには映らない場所でしているらしく、何もわからない。
腹立たしさと…興味、そして羨ましさが、私の中で綯い交ぜになっていた。
あぁ…早く…冴島さんに会いたい。
茶色い制服のスカートの中で、ジュクンと脈打つ。
あと二日。
あと四十八時間後には、冴島さんの舌でまた…
無常にも来客を知らせるベルが鳴った。
「いらっしゃいませ、Honeysにようこそ!」
いい声といい笑顔で接客する。
パートに入って三日目のことだった。
「桂木さん、もう一人でできそうよね?」
「あまりシステムが変わってなくてよかったです」
「私、事務室でお金数えてるから、何かあったら呼んでくれる?」
「わかりました。」
「お客さんいっぱい来たりしたら呼んでくれていいからね?」
「はーい、ありがとうございます。」
幸い一人でまわせる程度の入客数だったので、呼ばずに済んだ。
いつもと違ったのは一つだけ。
高野くんがいつもより一時間も早く事務室に入って行ったこと。こっそり事務室のドアに近づいて聞き耳を立てると、案の定、淫らな音が漏れ聞こえてくる。
店内に戻ってモニターを見ても、監視カメラには映らない場所でしているらしく、何もわからない。
腹立たしさと…興味、そして羨ましさが、私の中で綯い交ぜになっていた。
あぁ…早く…冴島さんに会いたい。
茶色い制服のスカートの中で、ジュクンと脈打つ。
あと二日。
あと四十八時間後には、冴島さんの舌でまた…
無常にも来客を知らせるベルが鳴った。
「いらっしゃいませ、Honeysにようこそ!」
いい声といい笑顔で接客する。