この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
blossom
第4章 Love3:若い男
その後はまともに会話する気にもなれず、淡々と仕事をして帰宅した。
あんなに怒りに満ちていたくせに、シャワーを浴びながらふと佐野くんのことを考えてしまう。
佐野くんは、すごくがっちりとした体型の男の子だ。ラグビーをやっているって聞いたような…。高校生だと思っていたけど、大学生だったのかな?
白いコック服を着て、黙々と料理しているイメージしかない。
私のことをタイプって…ホントかな…
高野くんのでまかせ、かもしれない。
ああいう年頃は、誰でもいいのかもしれないし。
ぼんやりと佐野くんに抱かれる想像をしてみたけれど、残念ながら私には教えてあげられるほどの経験値がない。
冴島さんと裸で抱き合う妄想に切り替わる。あのヌルッとした感触が忘れられない。
またあのときみたいな刺激的な時間を過ごせるんだと、頭を過ぎるだけで身体がフワフワしてしまう。
(あぁ、何を着ていこう…)
髪も乾かさずにクローゼットを開け閉めしてしまうのだった。
白いブラウスとグリーンのロングスカートに決めた。ネックレスをそれに合わせて、セットにして掛けておく。
明日持っていくバッグに、中身を入れ替えているところで、子供たちが帰ってきた。
「ママー、おやつ何?」
「今日はプリン作ったよ!」
「やったー!」
全身で喜びを表現する息子がかわいくて仕方ない。
あんなに怒りに満ちていたくせに、シャワーを浴びながらふと佐野くんのことを考えてしまう。
佐野くんは、すごくがっちりとした体型の男の子だ。ラグビーをやっているって聞いたような…。高校生だと思っていたけど、大学生だったのかな?
白いコック服を着て、黙々と料理しているイメージしかない。
私のことをタイプって…ホントかな…
高野くんのでまかせ、かもしれない。
ああいう年頃は、誰でもいいのかもしれないし。
ぼんやりと佐野くんに抱かれる想像をしてみたけれど、残念ながら私には教えてあげられるほどの経験値がない。
冴島さんと裸で抱き合う妄想に切り替わる。あのヌルッとした感触が忘れられない。
またあのときみたいな刺激的な時間を過ごせるんだと、頭を過ぎるだけで身体がフワフワしてしまう。
(あぁ、何を着ていこう…)
髪も乾かさずにクローゼットを開け閉めしてしまうのだった。
白いブラウスとグリーンのロングスカートに決めた。ネックレスをそれに合わせて、セットにして掛けておく。
明日持っていくバッグに、中身を入れ替えているところで、子供たちが帰ってきた。
「ママー、おやつ何?」
「今日はプリン作ったよ!」
「やったー!」
全身で喜びを表現する息子がかわいくて仕方ない。