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blossom
第4章 Love3:若い男
一通りふき終わったあとも、佐野くんのはずっと大きいままだった。

「なんか…すいません、早くて…」

「大丈夫だよ、興奮しちゃった。」
「もう疲れてますよね?」
「え…っと…」
「桂木さんにもっと気持ちよくなって欲しいっす」
「でも…」

佐野くんがベッドを指さした。
「あそこに寝ませんか?」
とりあえずベッドの縁に座ると、床に座った佐野くんが私の目を見て言った。

「あの…桂木さん…」
(今こそ、あれを言うときだ。)
そうは思うのだけれど、上手く口が開かない。佐野くんも、なんだかモジモジしている。

「佐野くん…」
意を決して、片足をベッドに上げて佐野くんを見つめる。

「はい」
モフモフの大型犬みたいな聞き分けのいい顔で見上げてくる。
「ここ…舐めて…」

「いいんすか」
「うん…私のことイカせて」
(言ってしまった…もう後には引けない)

「ここ…優しくね、吸って…」
佐野くんは躊躇なく顔を近づけた。チュルッと吸ってから、舌でめちゃくちゃに舐められた。

広げていた指はすぐに離してしまったけれど、代わりに佐野くんの指が私を開いて狙いを定めていた。
「あぁっ…そこ…っんんっ…佐野くん上手…」
すぐにつま先がジンジンと痺れ始める。気づけば完全にベッドに仰向けになった私に、佐野くんは顔を埋めていた。

「そ…それ…いぃ……ぁ……イケそう……ぁっ…」
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