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blossom
第5章 Love4:見ていた男
「えと…その…」
こんなところで堂々と誘われたことに動揺し、また、今日はダメだということをどう伝えればいいのか困惑した。
思わず口元に運んだ私の左手を冴島さんが優しく握って自分の口元に引き寄せた。
「またあなたを愛したい」
(愛し…)
こんな真っ直ぐな言葉を投げかけられるなんて。
冴島さんはじっと私の目を見ながら、私の手の甲に唇を当てた。驚いて周りを見回したけれど、誰も私たちのことなんて気にしていない。
「さくらさん…あなたのことが忘れられない」
手を返して手首の内側、そして手のひら、人差し指の先…至るところに冴島さんのキス。重だるいはずの場所がキュンッと喜んだ。
「あの…今ちょっと…ダメな日で…」
それだけで冴島さんは察したようだった。
「なるほど、それは気が乗らないですね」
まるで自分は気にならないと言いそうな顔をして言った。
温かい手で私の手を握りながら、こんどはハム…ハム…と唇で挟むようにしてあちこちにキスをされると、なぜかブラの中の乳首までがジンッと熱を持つ。揃えた指の付け根を舌先が割り入るように刺激し始めるころには、太ももがムズムズして動かずにはいられなかった。
「ほっぺがさくら色だ」
冴島さんの反対の手が私の頬を撫でた。
こんなところで堂々と誘われたことに動揺し、また、今日はダメだということをどう伝えればいいのか困惑した。
思わず口元に運んだ私の左手を冴島さんが優しく握って自分の口元に引き寄せた。
「またあなたを愛したい」
(愛し…)
こんな真っ直ぐな言葉を投げかけられるなんて。
冴島さんはじっと私の目を見ながら、私の手の甲に唇を当てた。驚いて周りを見回したけれど、誰も私たちのことなんて気にしていない。
「さくらさん…あなたのことが忘れられない」
手を返して手首の内側、そして手のひら、人差し指の先…至るところに冴島さんのキス。重だるいはずの場所がキュンッと喜んだ。
「あの…今ちょっと…ダメな日で…」
それだけで冴島さんは察したようだった。
「なるほど、それは気が乗らないですね」
まるで自分は気にならないと言いそうな顔をして言った。
温かい手で私の手を握りながら、こんどはハム…ハム…と唇で挟むようにしてあちこちにキスをされると、なぜかブラの中の乳首までがジンッと熱を持つ。揃えた指の付け根を舌先が割り入るように刺激し始めるころには、太ももがムズムズして動かずにはいられなかった。
「ほっぺがさくら色だ」
冴島さんの反対の手が私の頬を撫でた。