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blossom
第5章 Love4:見ていた男
「何でしょう?中を見ても?」
「いえ、後で」
冴島さんは優しい笑顔で首を横に振った。
「来週会う時に身につけてきてください」
「…はい」
(身につけるもの…?なんだろう…)
「きっと似合うと思います」
コーヒーゼリーを食べ終わり一緒に店を出ると、自転車は置いたままコインパーキングへ一緒に歩く。
「来週9時半にここで待ち合わせましょう」
「はい」
そう答えて、目を閉じて冴島さんの唇を待った。重なると思った唇は、冴島さんに吸われ舌先で撫でられた。
「んっふ……んっ…」
立てられた音に耳まで刺激されて、生理中なのに興奮してしまう。
「楽しみでたまらないな…さくらさん…」
抱きしめられた耳元で冴島さんが囁く。
「冴島さん…あの…」
「ん?どうしましたか?」
「先週あなたがいなかったとき、すごくガッカリしちゃって。からかわれたのかなって。」
「すみません、本当に。私もずっとさくらさんのことが気になっていました。」
「それで、私の連絡先も…」
「いや、それはやめておきましょう。もっと私のことを知って、信用に足る人間だと思ったらその時にでも。あなたは素直すぎて、純粋すぎて、心配だ。」
「そんなこと、ないです。」
「そうですか?じゃあ私は悪女に騙されているのかもしれませんね。」
「いえ、後で」
冴島さんは優しい笑顔で首を横に振った。
「来週会う時に身につけてきてください」
「…はい」
(身につけるもの…?なんだろう…)
「きっと似合うと思います」
コーヒーゼリーを食べ終わり一緒に店を出ると、自転車は置いたままコインパーキングへ一緒に歩く。
「来週9時半にここで待ち合わせましょう」
「はい」
そう答えて、目を閉じて冴島さんの唇を待った。重なると思った唇は、冴島さんに吸われ舌先で撫でられた。
「んっふ……んっ…」
立てられた音に耳まで刺激されて、生理中なのに興奮してしまう。
「楽しみでたまらないな…さくらさん…」
抱きしめられた耳元で冴島さんが囁く。
「冴島さん…あの…」
「ん?どうしましたか?」
「先週あなたがいなかったとき、すごくガッカリしちゃって。からかわれたのかなって。」
「すみません、本当に。私もずっとさくらさんのことが気になっていました。」
「それで、私の連絡先も…」
「いや、それはやめておきましょう。もっと私のことを知って、信用に足る人間だと思ったらその時にでも。あなたは素直すぎて、純粋すぎて、心配だ。」
「そんなこと、ないです。」
「そうですか?じゃあ私は悪女に騙されているのかもしれませんね。」