この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
blossom
第5章 Love4:見ていた男
「私…いいのかな…」

自問なのか冴島さんに答えを求めたのか分からないけれど、どんどんと深みにはまっていく自分が分かっていた。

冴島さんのねっとりとしたキスは気持ちいいと改めて感じる。

「じゃあまた」
冴島さんは名残惜しそうに私の指先に最後のキスをした。




お店の前に自転車を取りに行くと、ご主人がオープンの札をクローズに返しているところだった。

「すみませんでした」
止めっぱなしでいた事を詫び、その場を去ろうとする私に洋食屋のご主人が声をかけた。

「奥さん、ちょっと、いいかな?」
店のドアを開けて私を招き入れる。
「は…い…?」
(なんだろう…忘れ物?)

カランコロン
誰もいない店内にドアのチャイムが響き渡る。
「奥さん、あれ不倫相手?いけないねぇ」

「っな…なんのことですか?!」

「可愛いお子さんいるのに、悪い女だねぇ」

ねっとりとした目で私の身体を品定めしている。
「なぁ奥さん…旦那に黙ってて欲しいかい?」

「べ、別に…」

「子供たちに知られたくないだろう?」

「そんな脅し…怖くないですから」

キッパリと言ったつもりだったけれど、動揺しているのは隠しきれてなかったようだ。

「奥さん次第だよ」
/482ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ