この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
blossom
第6章 Love5:入れない男
オススメだというベーグルを買って紙袋に詰めてもらうと、またすぐに車を動かす。楽しく会話をしながららお互いのことを知っていく。どんどんと街を離れて、着いたのは川の近くのコテージだった。

個人所有なのだろうか、誰に断る訳でもなく鍵を開ける。

「靴のままどうぞ」
冴島さんのあとに続いて、サンダル靴のまま中に入った。

大きな窓際のテーブルの上にベーグルを置くとすぐ、強く抱きしめられてしまう。
「すみません、ずっと我慢してたもので」

「わ、私もです…」
私がそう言うと、指で顔の角度を変えられて冴島さんの唇が重なった。

唇で唇をハムッと挟まれて、あの店主にされたことが一瞬フラッシュバックする。
「冴島さん…あの…」

「さくらさん、これ気に入ってくれましたか?」
遮るようにして問われた。背中に添えた手から、私が身につけているのを察したみたいだ。肩のストラップのラインを指でなぞられる。

「はい…でも…恥ずかしくて…」

優しく微笑んだ冴島さんは、肩にかけていたカーディガンを外して、ノースリーブから出た肩先にキスをした。

「はぁ……」
私の口からはそれだけで熱い息が漏れてしまう。

冴島さんは、私の腕を持ち上げながらキスを進めて行く。脇の下に近づいていくのが恥ずかしくて堪らない。

「汗…かいてるから、だめです…」
/482ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ