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満たされないシェアハウス
第9章 秘密
「どないした?」

「ううん…ねぇ冬馬…」

「ん?」

「セフレは…私だけ?」

「何言うてんねん、もちろんや。
過去を振り返っても琴姉だけやし
琴姉やからなんやで?
…こんなこと」

俺は
愛おしい琴姉の手を
下半身から離させ
小さな琴姉を
しっかりと抱きしめた

「ほんまに琴姉だけや。
それと
嫌なこと俺がしたら教えてな。
セフレやけど
したないことはせんでええから。
てゆーか
琴姉は
なんもせんでええから」

「でもそれじゃ」

「ええねん。
そのかわり
俺がしたいことはするけど」

「冬馬…」

「チュッ」

恋人みたいに
琴姉のおでこにキスをして
またぎゅーっと抱きしめると
琴姉を
俺にぎゅーっと抱きついた

なんやねんこれ…
もう
普通に恋人みたいやんけ


琴姉に
誰か恋人ができてもうたら
その男

殺してまうかもしれん

そんなことを考えてたら

ガチャ…

辰巳がドアを開ける音が聞こえた

「辰巳やな…」

「…うん」

「俺、トイレ入るわ」

勃ってもうたから

「…うん」

「あ、琴姉」

「なに?」

好きやで
たまらん好きや

「いや
…今度二人で
どっか出かけよか」

「あ…うん」

それから俺は
トイレに隠れたんやけど
心を…いや
下半身を落ち着けながら
色んなことを考えた

出かけよか
と言うたんは
咄嗟に出た言葉やったんやけど
それええ案ちゃう?
家やのうて
外やったら辰巳おらんし
ホテル行ったら
誰に気兼ねすることもないやんけ!
いや、でもな…
ホテル行ったら
もろアレ狙いやし
いくらセフレいうても
琴姉、引くんちゃうかな…
いや、てゆーか
そもそもセフレって
そうちゃう?
それだけの関係やもんな?
いやいやいや
俺の気持ちはそうやないし
それはそれで
俺もなんか…

『ドンドンドン』

え?

「冬馬!もれる!」

「あー、わ、わかったすぐ出る!」
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