パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第12章 壊したくなかったのに

side 琴姉

と、冬馬…

冬馬が…舐めてる…
ｱｯ、ｱｯ…気持ちいい…

でも
こんなことしてもらえるのも
あと数日

だから…

だから
恥ずかしくても
感じたい

ｱｧ…
冬馬の舌先が
クリトリスに…ﾝﾝ…
最高…
冬馬のクンニ
すごく気持ちいい

私は
恥ずかしさを捨てて
両手でシンクを握り
少し股を開くように立つと
冬馬の舌の高さに
クリトリスを合わせた

ﾊｧｯ、ｱｯ
辰巳が
目の前にいるのに
あたし…ｱｧ、もう止まらなくて
腰まで揺らしちゃう

もっと
もっとしてよ冬馬
いいの
いきたいの
今、いきたい

すると
冬馬は指先を膣に入れ
舌と中の指でクリトリスを挟むようにしながら
クリトリスを揺らし始めた

「ｳｯ…」

思わず
声が出そうになると同時に
冬馬の頭を
太ももで挟み込むと
冬馬に
膝を外に押されて
私はまた
とてつもなく
いやらしい格好になってしまった

あ…でも…
でも、こうした方が
気持ちいい…

足
開いた方が
断然…ｱｧ…ｱｧ…
気持ちいいよ、冬馬
頭、おかしくなりそう
もうダメ
ダメ、冬馬…あたし
辰巳の前で
ｲｸｯ、ｲｸｯ…ｲ､ｲｯﾁﾔｳ！
ｱ､ｱ､ｱ､ｱｧｯ！！

「ガタンｯ」

「どしたー？」

絶頂の衝撃で
シンクに膝をぶつけると
辰巳が
すぐに私を振り向いた

や、やだ
イキ顔なんて
見られたくない！

そう思った私は
「大丈夫！物落としちゃっただけ」
って言いながら
急いでしゃがみ込んだ

すると
隠れてた冬馬と目が合って
冬馬は
「ククｯ」って
私の大好きな笑顔で
私を見つめた

あぁ
あたし
溺愛してる

冬馬のこと
好きすぎて
どうかしてる

だから私は
その笑顔に吸い込まれるように
冬馬とキスをして
そしてまた
そのキスに溺れてしまったんだ

辰巳が居ることも忘れて

頭が
真っ白になるほどのキスを

好きよ
冬馬

「うぁっ」

すると突然
冬馬が「うぁっ」
と、声を上げて
私から離れた

え？何？

慌てて目を開けると
目の前には

辰巳が立っていた

「何やってんだよ冬馬！」