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満たされないシェアハウス
第14章 突然の電話

「…ごめんね?」
「仕方ないやん。
ほら、早う荷物準備せんと
おばちゃん待ってんで」
「…うん」
一旦
荷物を取りに部屋に戻り
また実家へ帰るんだけど
冬馬も
付き合ってくれるらしい
「それにしても
おばちゃん元気そうでよかったわ」
「うん。
大したことなくて
ほっとした」
「琴姉?」
「ん?」
「時々おばちゃんとこに
遊びに行ってええか?」
「もちろん。
お母さんもお父さんも喜ぶし」
「うん」
「あたしも嬉しい」
「琴音…」
「冬馬…」
大きな冬馬に抱きしめられると
身体が溶けそうになる
そして
泣きそうになる
突然のことで
驚いてたから
ホッとしたみたい
あぁ
離れたくないな
せっかく今日から
ずっと二人きりで
いられると思ってたのに
「なぁ…」
「ん?」
「本音言うてええか?」
「…うん」
「離れたない」
「…あたしも」
「仕方ないやん。
ほら、早う荷物準備せんと
おばちゃん待ってんで」
「…うん」
一旦
荷物を取りに部屋に戻り
また実家へ帰るんだけど
冬馬も
付き合ってくれるらしい
「それにしても
おばちゃん元気そうでよかったわ」
「うん。
大したことなくて
ほっとした」
「琴姉?」
「ん?」
「時々おばちゃんとこに
遊びに行ってええか?」
「もちろん。
お母さんもお父さんも喜ぶし」
「うん」
「あたしも嬉しい」
「琴音…」
「冬馬…」
大きな冬馬に抱きしめられると
身体が溶けそうになる
そして
泣きそうになる
突然のことで
驚いてたから
ホッとしたみたい
あぁ
離れたくないな
せっかく今日から
ずっと二人きりで
いられると思ってたのに
「なぁ…」
「ん?」
「本音言うてええか?」
「…うん」
「離れたない」
「…あたしも」

