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満たされないシェアハウス
第14章 突然の電話

あぁ…ダメなのに
気持ちいい
冬馬に触られてるだけで
こんなに気持ちいいなんて…
昨日の自慰とは全然違う
誰かに触れてもらうって
こんなに気持ち良かったっけ…

「でも…」

言葉では
そう抵抗してるのに
私は
冬馬の誘惑を
身体では全く断れないでいた

「アッ…」

すると
冬馬の指先は
ショーツの上から
クリトリスをとらえた

「ウッ…」

「敏感やな…」

どうしよう…
耳元で囁く冬馬の声さえ
愛撫に感じる

アッ…舐めないで冬馬…
耳を舐められるの
あたし…ダメなの…

「冬馬、部屋行こ…」

だめ…ショーツの上からなのに
感じちゃう
足、広げたくなっちゃう
冬馬、だめ…耳…だめ…

「大丈夫やて…」

アッ…トーマ…
中に指入れちゃ…
アッ、アッ…
耳とクリ
同時になんて
あたし
おかしくなっちゃう

「オモチャとどっちがええ?」

と、冬馬に
決まってるじゃない
アァ…
そんなに弄らないで
冬馬、ダメ
ハァッ、アッ…ウッ…

と、その時

「おぉ…こりゃダメだ。
風邪ひいてしまうなぁ。
布団に…」

突然起きたお父さんは
そんなことを言いながら
ふらふらと立ち上った

「あ、おじさん」

すると冬馬も立ち上がり
お父さんを支えて
歩き始めた

「おじさん部屋に連れてくわ。
琴姉ももう
部屋に行っときや」

「あ、うん…
ありがと」

びっくりした…

顔から火がふきそうになったけど
冬馬に言われた通り
急いで部屋に行かなきゃ
こんなとこで
また何かされたら
たまんないから
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