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満たされないシェアハウス
第6章 ワ・ケ
まだ…帰ってこないのかな

それから数日
私は早めに帰宅し
さっさとお風呂と食事を済ませ
部屋の中に閉じこもる
という生活を送っている

いつ冬馬が帰ってきても
寝たふりをする計画だ

それなのに
冬馬の帰りは毎日遅く
本当に私が眠りに落ちてから
帰って来てるみたい

朝は私の方が出勤が早くて
冬馬はまだ眠っているから
顔を合わせない日々

はぁ…
会いたくないはずなのに
気になって仕方がない
困ったな…ほんと

そう思いながら
今日も布団に包まりながら
睡魔の訪れを待っている

けどなんだか今日は
なかなかやって来ないな…睡魔

あー…眠れそうもない

私は仕方なく
久しぶりにコミックでも読もうと
携帯を見つめた

何、読もうかな…
あ、これ、冬馬と読んだお話だ
これ好きなんだよねー
あ、このページ
結局彼女からキスしちゃって
でも後悔して逃げようとすると
それを止められ
そして彼から…キス…
んーーー!いいなぁ〜…
強引なキスとか、最高

憧れるな

ふと目を閉じると
冬馬の薄い唇が目に浮かぶ

背の高い
冬馬に抱き寄せられて
キスされたら…
どんなに幸せだろ

ううん
キスだけじゃなくて
正面から抱きしめて欲しい
そして冬馬の手で
身体を触られたい
オモチャじゃなくて
冬馬の指で…舌で…
私を無茶苦茶にして欲しい

冬馬…

あ…
私、ちょっと
ムズムズしてる

脳裏では
冬馬にクリトリスを
舌で転がされ
イキそうになってる私

あぁ…私のあそこ
熱くなってる

そして
刺激が欲しいと
クリトリスが
ズンズンと私にメッセージを
送ってくる

触って…刺激して…と…

や、やだ

私は目を開け
正気を取り戻そうと
首を横に振った

何考えてんよ!
数日前に
したばっかりじゃない!
どうかしてる

自慰をしていなかったわけじゃない
けど
こんなに頻繁することはなかったし
数ヶ月
全くしないことだってあった
それに
指で十分満足してたし
中イキなんて
しようともしてなかった

それなのに…

やっぱり
おかしくなってる

これ以上
依存したりしたくないよ…

そう思いながら
携帯をOFFにして
布団を頭からかぶると

ガチャ…

玄関の鍵を開ける音が聞こえた

…冬馬だ

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