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満たされないシェアハウス
第7章 別れ
その翌日から
琴姉は
俺の帰りがサイドビジネスで遅い日も
晩飯を作っておいてくれるようになった

こたつで食べる
琴姉の料理は最高

無茶苦茶遅くなければ
琴姉が起きててくれる時もある

そんな時は
他愛もない話をして
寝るだけやねんけど
俺にとっては
最高に楽しいんや

せやけど琴姉
俺をいつまでココに
おらしてくれんねやろ

こないだ
色んな話した時は
二人やったら狭いし
新しいとこ決まったら
いつ出てってもかまんとか
言われたしな…

まぁ
進展のない関係やのに
しがみついてんのも
あかんのやろうけど

わ、もう、11時か
琴姉起きてるかなぁ…
明日は休みやから
起きててくれるやろか

そんなことを考えながら
急いでエレベーターを降り
玄関を開けると

琴姉の部屋の前に
男が立ってるのが見えた

あっ!
あいつ、こないだ来てたやつや!

その男は
ただ黙ってドアを
見てるだけみたいやったけど
俺は急いでその男に近づいて
声をかけた

「なんの用ですか?」

こんな時間に来てるいうことは
セールスなわけがない
琴姉、嘘ついてんな

「あ、い、いえ、別に」

そそくさと逃げようとする男に
俺はまた声をかけた

咄嗟に
追い払おうと思うたけど
琴姉が嘘ついてるいうことは
勝手に追い払うのも
あかん気がしたからや

ほんまは
琴姉の男かもしれへんし…

琴姉好みの
年上やし…

「あーちょっと。
こないだも来てましたよね?」
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