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第8章 拷問

「と、とーま」

「ん？」

「これじゃ…」

「ん」

「眠れないかも」

せやな

「ごめんごめん
重いよな。
ありがとうな。
めちゃくちゃチャージでけた」

「ちゃ、チャージって…」

「あかん？」

「い、いや、いいけど」

「あー良かった。
ほな時々さしてな？」

「あ、あたしで良ければ」

よっしゃ！

「やっぱなー」

「な、なに？」

「琴姉は優しいから
お願い聞いてくれるもんな？
モニターもやってくれて
チャージもさせてくれるし
ほんま…」

「ほんま…何？」

大好きや
言えへんけど

「ほんま…
えぇ姉ちゃんやわ」

「クスッ。
弟の頼みは断れないわよ」

「ほな次は
何してもらお」

キス
してええか？

「なんでもどーぞ」

ほな
俺の女になってくれ

「なんでも？」

「あ、なんでもってわけじゃ」

「いやいや
もう言うたからな？
なんでもって」

「クスッ。
冬馬のお願いなら
最大限頑張るけどね」

「ほな…」

裸で抱き合いたい

「うん」

それか
またモニターやってくれ

「引かんとってな？」

「なによ」

もう一か八かや

「恋人とすることしたい」

「え？こ、恋人って…」