この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
スカーレットオーク3
第7章 8 林業女子
終了時間が近づいてきた。
春とはいえ森の中は薄暗くなってくる。
「浅井さん」
柚香は声を掛けられて振り向いた。(あ、大友さん……)
「はい」
「明日休みだけど、僕の家で夕飯食べない?送り迎えはしてあげるよ」
「え。ほんとですか。行きます行きます」
(やっと順番が来たっ)
直樹が新人を個人面談のように自宅に呼んで交流を深めていることは知っていた。
「じゃ夕方アパートに行くから待ってて」
「はい。待ってます」
落ち着いた低い声に少しうっとりしながら柚香は帰り支度を始める。(帰ったらさっそく服選ばなきゃ)
柚香は気合を入れて家路についた。
春とはいえ森の中は薄暗くなってくる。
「浅井さん」
柚香は声を掛けられて振り向いた。(あ、大友さん……)
「はい」
「明日休みだけど、僕の家で夕飯食べない?送り迎えはしてあげるよ」
「え。ほんとですか。行きます行きます」
(やっと順番が来たっ)
直樹が新人を個人面談のように自宅に呼んで交流を深めていることは知っていた。
「じゃ夕方アパートに行くから待ってて」
「はい。待ってます」
落ち着いた低い声に少しうっとりしながら柚香は帰り支度を始める。(帰ったらさっそく服選ばなきゃ)
柚香は気合を入れて家路についた。