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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第14章 オナニズム
-・-・-・-
12:57
-・-・-・-
~ 事務室 ~
昼休憩を終えて、事務室に戻った優夏。
水谷はパソコンに向かっていた。
優夏もすぐに席に着き、仕事に取り掛かる。
気まずい空気は、漂ったままである。
無言で仕事を続ける二人。
室内には、キーボードを叩く音だけが聞こえていた。
水谷に、背を向けて座る優夏。
その優夏の背中を、見つめる水谷。
“気まずいなー”
“いっそ、こっちから切り出すか...”
“オナニーのことは、誰にも言わないから...”
“安心していいよ”
“いや、そんなこと言えるわけねーじゃん”
なんて話せばいいか、水谷は考えていた。
優夏もまた、考えていた。
“オナニーしてたこと、誰にも言わないでね…”
“なんて、言えるわけないし…”
“けど、言いふらされたら困るし…”
“ここは恥を忍んで、頼むしかないか…”
“水谷くん優しいから…”
“必死に頼めば、きっと言わないでくれるはず…”
“よしっ!帰り際にでも切り出そう”
優夏は、お願いしてみることを決めた。
“とりあえず、この仕事を終わらせなきゃ…”
覚悟を決めた優夏は、残りの仕事を急ピッチで仕上げていく。
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~ 事務室 ~
昼休憩を終えて、事務室に戻った優夏。
水谷はパソコンに向かっていた。
優夏もすぐに席に着き、仕事に取り掛かる。
気まずい空気は、漂ったままである。
無言で仕事を続ける二人。
室内には、キーボードを叩く音だけが聞こえていた。
水谷に、背を向けて座る優夏。
その優夏の背中を、見つめる水谷。
“気まずいなー”
“いっそ、こっちから切り出すか...”
“オナニーのことは、誰にも言わないから...”
“安心していいよ”
“いや、そんなこと言えるわけねーじゃん”
なんて話せばいいか、水谷は考えていた。
優夏もまた、考えていた。
“オナニーしてたこと、誰にも言わないでね…”
“なんて、言えるわけないし…”
“けど、言いふらされたら困るし…”
“ここは恥を忍んで、頼むしかないか…”
“水谷くん優しいから…”
“必死に頼めば、きっと言わないでくれるはず…”
“よしっ!帰り際にでも切り出そう”
優夏は、お願いしてみることを決めた。
“とりあえず、この仕事を終わらせなきゃ…”
覚悟を決めた優夏は、残りの仕事を急ピッチで仕上げていく。