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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第20章  カプセルロト
 …
 ラッパの音で集まった見物客
 それに気付いた小林が動いた。

 小林は、優夏が向く正面の壁に移動。
 そして、覗き用の小窓の扉に手を掛ける。
「えっ!?」
 驚き、声を漏らす優夏。
♪ガラッ
 覗き窓が開けられた。
 そして、もう一つ。
♪ガラッ
 二つの小窓が開放された。
 “やだっ、嘘でしょ…”
 絶句する優夏。
 ニヤけ顔の小林が、珍斉を見る。
「さすが小林部長。分かってらっしゃる」
 小林の機転に、感心する珍斉。
 いよいよ珍斉が動く。

 覗き窓が開いたのを見て、入口にいた男性が移動を始めた。
 そんな中、珍斉が優夏の顔を見る。
「次、貴女は腰を振り始めます」
「やっ、やめて…」
「覚えてますよね」
「いやっ…」
「腰を振る事で、更なる快楽を得ることを」
「お願い、やめて…」
 その快感を知る優夏の顔は引きつっていた。

 珍斉は、ベッドを囲う男達に体を向けた。
「これから見せるのは、わしの究極の技である」
「ほおほお、究極の技ですか」
 素直に耳を傾ける坊主頭。
「名付けて、ノーハンドオナニー」
「なぬっ!?」
「えらい、そそるネーミングやのー」
「その名前だけで、起ってきたよ...」
 目を輝かせる男達。

 そこに、小林が割って入ってきた。
「ここでもう一つ、ゲームをしましょう」
 何かを思い付いた小林。
 がんきタイムは、思いもよらない方向に進む。
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