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第20章 　カプセルロト

　…
　ストップウォッチを見る高橋が、珍斉に目配せをする。
　ラッパを咥える珍斉。

　そして高橋から、時間が告げられる。
「10分経過...」
　その言葉を聞き、珍斉がラッパを吹いた。
♪プッ…プーーーーーーーーーーー
　優夏の体に、新たな快感が走る。
「あっ…はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」
　優夏の口から、嬌声が上がる。

　ラッパの音が止み、体に走った快感も収まった。
　“今のは、ヤバかった…”
　急激に襲ってきた快感を、なんとか耐えた優夏。

　だが、前後運動を続ける、腰の動きが早くなる。
「あっ…ぃゃっ…あぁぁ…」
♪ｸﾁｭｯ‥ﾇﾁｬｯ‥ｸﾁｭｯ‥ﾇﾁｬｯ…
　前後運動のスピードが上がり、淫靡な音が響き渡る。
　“やだっ、これ…”
　“いっ、イキそう…”
　“とっ、とめて…”
　これまで以上の、心地良い快感。
　そしてスピードアップによる、秘部直接の刺激が強まる。
　“もう、だめ…”
　“こんなの、あと5分も無理…”
　優夏は、ここまでかと諦め始める。