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穢れ
第1章 穢れ
 お腹の大きい小学生を抱きたいなんて冗談だ、と先生は言ったのに、先生はいつも必ず、わたしの一番奥に腰を打ち付けて、たっぷり射精した。


 やめて、そんなことしないで、本当に赤ちゃんが…って、いつも、必死で抵抗した。
 抵抗すればするほど、先生がそうしたがるんだと気付いたからだ。



 嫌だやめてと繰り返すほど、先生の欲望はエスカレートして、学校にいるときもすきを見てわたしの身体を撫で回したり、あれをしゃぶらせたりするようになっていった。


 わたしは抵抗を繰り返した。


 先生は、わたしにいやらしいことをするとき、教室の中にいる先生とは全く違う顔をしてた。


 わたしにだけ見せる先生の表情が、わたしには必要だった。

 




「お前のせいだよ」




 射精したあと、先生は必ず言った。




「嫌がりながら、目の奥で、ジッと俺を誘うから」



 と。
 先生の中では、先生もまた、潔白なのだろう。



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