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馨の彼女なんてならない!
第1章 とっくにフラれてる
「へぇー…二人付き合うことにしたんだ。」
高校の時の私が甦る。
夏休みの後だっけ…
「そうなの!私から告ったら
オッケーしてくれて すごく嬉しい!
彼クールだから私なんて眼中にないと思ってたら
やけに話しかけてくれたことが増えて
ダメもとで言ったらオッケーでたの!嬉しいー」
仲のいい友達の琉璃に彼氏ができた。
馨って名前らしい。
見た目はむすっとしてて取っ付きにくそうだ。
彼女と早くいちゃつきたいもんねー…
私、お邪魔虫じゃん。
下校のときはカラオケいったり、カフェよったり
誘いにくくなるじゃん。
終礼後には決まって廊下で待ってる馨。
こんな毎日一緒にいてケンカしないのかな…
「あー、瑠璃はまだ着替えてるよ。」
「ん、ありがとう。」
沈黙が廊下で流れる…
毎日一緒に帰ってて羨ましい。
彼氏は出来たことないが
私もいつか照れながら帰りたい。
優しい眼差しで見てもらって手を繋いでもらいたい。
いつからか憧れとして馨を見ていた。
琉璃は愛されてる。
いつか彼氏ができるならこんな人がいいな。
高校の時の私が甦る。
夏休みの後だっけ…
「そうなの!私から告ったら
オッケーしてくれて すごく嬉しい!
彼クールだから私なんて眼中にないと思ってたら
やけに話しかけてくれたことが増えて
ダメもとで言ったらオッケーでたの!嬉しいー」
仲のいい友達の琉璃に彼氏ができた。
馨って名前らしい。
見た目はむすっとしてて取っ付きにくそうだ。
彼女と早くいちゃつきたいもんねー…
私、お邪魔虫じゃん。
下校のときはカラオケいったり、カフェよったり
誘いにくくなるじゃん。
終礼後には決まって廊下で待ってる馨。
こんな毎日一緒にいてケンカしないのかな…
「あー、瑠璃はまだ着替えてるよ。」
「ん、ありがとう。」
沈黙が廊下で流れる…
毎日一緒に帰ってて羨ましい。
彼氏は出来たことないが
私もいつか照れながら帰りたい。
優しい眼差しで見てもらって手を繋いでもらいたい。
いつからか憧れとして馨を見ていた。
琉璃は愛されてる。
いつか彼氏ができるならこんな人がいいな。