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馨の彼女なんてならない!
第1章 とっくにフラれてる
テスト期間も終わり、瑠璃が欠席してる日だった。
私にもいつもメールくるのにな。
「あー、瑠璃ならもう…」
今日の放課後も また馨君来てる 教えてあげないと…
「別れたんだ…あれ?瑠璃から聞いてないの?」
どんな言葉だしていいか頭フル回転させた。
浮かばなかった…
「わかった!気まづいから返せない物あるの?
私がかわりに預かろうか?…」
首をふる馨。
じゃあ、何の用事?
「それに…」
「今日は 江坂さん待ってたんだ。」
…トクン
馨は三玲に話しかけた。
「江坂さん、最近、瑠璃とあんまり話してないね。」
「はは…こじらせちゃった。
しばらく口きいてくれなくてさ。
私たちメールしてるでしょ?
私が馨へ辞書貸してあげたこと
嫉妬してるみたいで。」
「そっか、なんかごめん。」
「馨のせいじゃないからっ」
夕焼けの河川敷で座って馨からの話を聞いた。
言い訳してたけど嫉妬に勝てる友情ではなかった。
いっそのこと勘違いしてくれてもよかった。
少しは馨への感情が芽生えていたからだ。
でもきっと 馨は私のこと何とも思ってない。
そのまま 卒業したのを思い出した。
私にもいつもメールくるのにな。
「あー、瑠璃ならもう…」
今日の放課後も また馨君来てる 教えてあげないと…
「別れたんだ…あれ?瑠璃から聞いてないの?」
どんな言葉だしていいか頭フル回転させた。
浮かばなかった…
「わかった!気まづいから返せない物あるの?
私がかわりに預かろうか?…」
首をふる馨。
じゃあ、何の用事?
「それに…」
「今日は 江坂さん待ってたんだ。」
…トクン
馨は三玲に話しかけた。
「江坂さん、最近、瑠璃とあんまり話してないね。」
「はは…こじらせちゃった。
しばらく口きいてくれなくてさ。
私たちメールしてるでしょ?
私が馨へ辞書貸してあげたこと
嫉妬してるみたいで。」
「そっか、なんかごめん。」
「馨のせいじゃないからっ」
夕焼けの河川敷で座って馨からの話を聞いた。
言い訳してたけど嫉妬に勝てる友情ではなかった。
いっそのこと勘違いしてくれてもよかった。
少しは馨への感情が芽生えていたからだ。
でもきっと 馨は私のこと何とも思ってない。
そのまま 卒業したのを思い出した。