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第27章 健治とのセックス

「ん？」

電気を消している為、部屋は薄暗く、はっきりとは分からなかったが、健治は広美の下半身に違和感を感じた。

そして広美が下の毛を処理している事に気がついた。

(剃ったのか？だいぶ毛が無くなったな)
(うーん…、手入れは女性の身だしなみっていうからな)
(変に触れて、広美を傷つけるのも嫌だしな、何も言わないほうが無難か)

健治の小さな声に、広美は下の毛に気が付いたと理解した。
急に恥ずかしくなったが、健治は特に何も言ってこなかったため、逆にそれが恥ずかしさを高めた。

(もー、なんで何も言わないのよー)
(思いきって指摘してくれたほうが、会話出来てリラックスできたのにー)

広美は心の中で声をあげる。
そしてハッとあることを思い出す。

(あっ！)
(そうだ、あっ、どうしよう、言ってみようかな…)