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先輩の彼女を調教してやった
第17章 旅行前夜のセックス
口を開け舌を出している太田に対し、広美は自分の舌を絡め全体的に舐めまわす。

前回、太田に仕込まれたキスを必死に続ける。
その姿は欲求不満の女が、快楽を求め自ら激しいキスをしているように見えた。

「ふぅん、はぁん」

広美は長時間、口をつけた状態のため、鼻から息をするがその際に、いやらしい声が漏れる。

(まだなの?前回より長くない?)
(早く満足してー)

急に太田が広美の体を引き離した。

(あっ、終わった、良かった)

「広美ちゃん、ちょっと雑だな」
「早く帰りたいからって雑にやるんだったら、回数にカウントしないぜ」
「ほらもう一回はじめから丁寧にやって」

広美のキスは特に雑ではなかったが、太田はイチャモンをつけ、もう一度やらせる。

「そんな…、私ちゃんとやってたのに、雑になんかしてないです」

広美は反論したが、受け入れて貰えず、結局その問答時間が勿体ないと感じ、広美がキスを再開した。

クチュ、クチュ

広美はなるべく丁寧にゆっくりと太田の舌を舐めまわす。
好きでもなんでもない男の舌をこんなにも舐めまわす事は、通常ないだろう。

太田は広美のイヤらしいキスをたっぷりと味わい、広美の背中を叩き終わりの合図を出した。

「いやー広美ちゃんのエロキス激しいな」
「そんなに俺とキスするの待ちわびていたのか?」

太田は意地悪で広美をからかう。

「す、すきとかじゃないです」
「約束だからやってるだけです」

太田はわかってると広美に軽く返答した。

「広美ちゃん、急いでるみたいだから、さっそく服脱いで全裸になっちゃってよ」
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