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夏のJC合宿にひとりだけ呼ばれた男子の運命
第2章 まずはオリエンテーションですか、そうですか…、え?
<過ち>を一体どう意味でとらえてるんだろ?この子たち…。
僕は、中2が2人、中1が3人の合計5人のJCたちのかわいい姿を見ながら、考えた。
まさか、エロい意味で言ってるわけはないだろう…。ユウの底抜けに明るい無邪気な表情を見れば、分かる。

「じゃ、コウくん♡30分後、午後1時半に、3階でオリエンテーションをするね♡ちゃんと用意をして、来てね♡」
3階?この家に3階なんて、あるのか?
首をかしげながら、その家の中に入った。

入ると、中は意外と広々としている。
1階は、庭を前にして縁側付きの落ち着いた和室の並びで、部屋は1室あたり8畳、合計6室あった。各人の部屋として使えそうだ。
2階は、キッチン、居間と、お風呂、トイレから成っている。水回りが全部2階にある。
しかしこれで部屋は終わりである。屋上には、何があるんだろ?
家を見ると、木造ではなく、平屋根の住宅だった。屋根が平たいので、屋上にスペースがあるらしい。洗濯物の干し場では?

僕の部屋は、玄関に入ってすぐの場所に初めから指定されていた。ま、この家ではただ一人の男子ということで、僕を用心棒的に考えているんだろう。
家の周辺は、雑木林や野原で、家がまったくない。
人影も、まったくない。
「ところで、2か月間の食事は?」
僕は尋ねようと部屋を出たが、1階はいつの間にか誰もいなくなっていた。
下着類は宅急便で送ったつもりだったが、届いていない。つもり、というのは、サチが
「送っておくね」
と言ってたということ。
「サチめッ!なんて、いいかげんな…」

僕は、ぷんぷん怒りながら、ふと携帯で時刻を見ると1時29分。
「おっと、いけねえ!」
僕は慌てて、筆記用具とメモ帳をもって、2階に続く階段を駆け上がった。
上がると、少し離れたところに屋上に続く階段が見えた。いや、階段というよりはしごだ。
それを駆け上がると、屋上だ。

「わ?まぶし…」
真夏のぎらぎらとした陽光に、目がくらむ。
しかし、不思議に暑くない。なんだかエアコンが少し効いているような感じがした。
それに、床が何やら柔らかい。よく見ると、スプリングの効いたマットレスが屋上一面に敷き詰められてあった。
「コウくん!遅いよ!3分、遅刻だよ!」
ナオの声に僕は振り返った。
そして僕は…腰を抜かした。
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