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不埒に淫らで背徳な恋
第6章 【守るべきものがある人生は幸福ですか?】




久しぶりに触れられて嬉しくて堪らない。
身体が全部覚えてる。




「キスして……」




吸いたい………唾液が欲しい。
舌を絡ませ合いたい。




濡れてるでしょ…?触って。
まだ舐めないで……指だけ。
焦らされてあげる。




まだイきたくないの。
もっと味わいたい。
最後だから…と言い聞かせて
丁寧に堪能していく。




「先にイかないでね?」




一番弱いところ攻めるけど絶対にまだイかせないから。
恥ずかしい姿も全部見せて……
引き締まったお尻も足の指先まで厭らしい舌先が這う。




忘れないから………忘れないで。




隅々まで舐めて覚えておくから。




最後の夜は忘れられない夜にしたい。




だから足りない………まだ足りない………




脚を広げて這う舌に耐えきれなくなった…?
両手で私の顔を持ち上げキスしてくる。




「瑠香さん……」




「ダメ……まだ舐めたい」




「僕も舐めたいです」




まだあげない……
もっと欲しい顔見せて……




起きようとする身体を寝かせて更に脚を持ち上げ広げる。




「恥ずかしい…?丸見えだよ…?」




でも感じてる様子だね…?
厭らしい音立てて吸ってあげる。
声、我慢しないでいいよ。
気持ち良いんでしょ…?
見られて舐められてどんどん固くなってる。




「このヒクヒクしてるとこ凄く美味しい…」




後ろ攻めるの好き………
恥じらいと快感が合わさって一番良い顔してるのが見れる。
聴いたことのない声も聴けるしね。




「お…お願い瑠香さん……」




何おねだりしようとしてるの…?
後ろを舐めながら固くなってるところしこってあげる。
おかしくなっちゃう…?
ごめんね、こっちも余裕ない。




欲しくて堪らないの。
全部ちょうだい。




「嗚呼っ……!」




指先に溢れ出した温かい精液。
勢いよくお腹にも飛んじゃったね。
粘っこくて濃くて……喉が鳴る。




指に絡みつく精液を糸引かせて垂れていくのを舌で受けとめる。



「き、汚いから……」とティッシュを取ろうとする手を止めた。
ヌルヌルの手で再び攻め立てたらやっぱり声出して善がるんだね。
まだ敏感だもんね。




「あぁ……こんなんなっちゃって」














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