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第12章 【エピローグ】

意識を失っていても痙攣してるなんて……
絶頂で目を覚ましたの…？




あれからさほど時間は経っていない。




「ごめんなさい……失神させちゃって」




その場で正座して謝罪する彼を見上げてる。
え、失神してたんだ…私。




「でも、今……」




「失神してても綺麗で……ムラッときて」




な、なんじゃそりゃ。
あっ！そういえば…！！




ガバッと起きて確認する。
中で……出されたよね？
一度拭いてくれたみたい。
それなのにもうこんなに濡れてる。
胸の突起もこんなに固くされて……




隠していた両手を退けたら半勃ち状態。
すぐにまた隠す。




「寝込み襲うなんて大胆なことするんだね…？」



「ごめんなさい」




「気持ち良過ぎて意識戻るとか、マジ有り得ないんだけど…？」




穴があったら入りたいくらい恥ずかしい…！




イかされて失神して、イかされて意識戻すとかどんだけテクニシャンなのよ…！
私がお仕置きされてるじゃない…！バカ…！




「今日の瑠香さん、いつもよりヤバ過ぎて……思い出しただけでまたしたくなる」




「失神させるとか反則…」




「ごめんなさい…！止まらなくて」




「ううん、私も気持ち良過ぎてヤバかった」




「瑠香さん…」




甘い声でキスしてくる。
ハッとして思わず離れた。




「痛いでしょ」




「ううん、もう痛くない」




「嘘だぁ……我慢してるでしょ？」




「痛くないのは本当です……キスの方が我慢するのキツい」




簡単に煽ってくれるね。
ずっと唇見られてる。
優しく頬に触れられたら近付く顔を拒否出来ない。




まだ少しだけ腫れてるのに……待てないのね。




「痛くなったら離れてね…」




「はい…」




優しく甘噛みされて舌が入ってくる。
絡み合うだけで気持ち良い。
もっと吸いたくなる。
飲みたい……快くんの唾液。
疼き出す。




「ねぇ、失神しながら私……イってた？」




唇が離れたら人差し指をしゃぶらせた。
口内を掻き回して吸われたら舌の動きがわかんなくなって興奮する。




「はい……イかせちゃいました」