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不埒に淫らで背徳な恋
第12章 【エピローグ】

膝で立って見下ろす。
少し歯を立てて甘噛みするなんて……ちゃんと私の感じるしゃぶり方わかってる。
「いけない子だね…」
二本に増やしても美味しそうにしゃぶりつく。
「ごめんなさい…」
「お仕置きされてるの忘れてた…?これ以上の屈辱なんてないんだけど…?」
指を抜いたら彼の唾液が絡みついている。
それを自分の口の中に入れてしゃぶってみせた。
「あぁ……」
その行為に興奮してるのか、舐めてる途中で彼も私の口の中へ舌を入れてキスをしてくる。
私の指と舌を同じように絡ませてきたから彼の指もしゃぶってあげた。
見つめ合いながら煽るように執拗に舐め回す。
二本…三本としゃぶったらその手をそのまま自分の下部へと持っていった。
「これからは起きてる時にたくさんイかせて…?意識ない時はダメよ?」
「うん……」
「じゃ、今から指でイかせて…?舌はここ……」
首の後ろから胸に引き寄せ愛撫を強要する。
素直に従う指と舌に瞬く間に酔いしれて絶頂を迎えるのだった。
本当、驚くほどに回復力が優れていて欲しい時に与えてくれる。
本人曰く、必死に抑えないと反応しちゃうんだって。
理想は理想だけど………
「ねぇ、それって私じゃなくても反応するんじゃないの?」と問い詰めたことがある。
だってそうだとしたら腹が立つし充分に有り得ることだった。
「それはないです、瑠香さんに出逢ってからなんです!他の人に反応なんてしません!」
信じてください…と泣きつかれたらそれ以上は言えない。
確かに……これだけ出してて知らない相手とも出してるなんて異常だ。
「今までの彼女とは…?」
「人並みのセックスでした」
「最高でどれくらいしたの?」
「一回すれば終わりです」
「え、本当に?その若さで!?」
「はい……こんな気持ち良いものだとは知らなくて。何となく…形だけのセックスでした、相手には申し訳なく思うほど」
「ふーん、そうなんだ」

