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第4章 【許されぬ略奪でしょうか？】

極限状態なのか、素直過ぎて可愛い。
止めずに攻めるけど寸止め。
私も気持ち良くなりたい。
快くんの手を取り自分のところへ持っていく。




「凄い……」




「快くんの咥えてたらこんなに濡れちゃった…」




優しく指を動かしてくれる。
ダイレクトに擦れて腰が引く。
互いに攻め合って感じてる。
もう溶けちゃいそう………




「そこ………ダメ」




またあの波が来る……震える。
快楽だけを与えられて何も考えられなくなる。





「ダメ……？やめますか？」




「ヤダ……やめないで」




わかってるくせに、意地悪。




「ちゃんとどうして欲しいか伝えてください…」




本当にやめちゃうんだから……バカ。
絶頂まであと一歩だったのに。
余韻を残した痙攣だけ与えてあの瞳で煽る。




彼の指を一番気持ち良いところに当ててお願いすればいいんでしょ…？




「ここ触って…？」




「こう…ですか？」




「もっと…激しくていいよ」




膝で立つ私の胸に舌を這わせ、後ろからも指が入ってきた。




違っ…！そうじゃない…！
そんなことしたら秒でイっちゃうってば…！
身体をくねらせても逃してくれない。




「ダメっ……出ちゃう」




必死に耐えようと甲で口を押さえる。
指を甘噛みしても声が漏れてしまう。
中で攻め立てる腕を掴んでも止まらない。




やめて……見ないで…………
イク顔見ないでよ……おかしくなる。
待って……もう本当にダメ。




「イク……っ！」




二度、三度…大きく痙攣したらももを伝い溢れ出た体液。
力が抜けて支えてもらいながら寝かされた。




「どれだけ可愛いんですか、瑠香さん……もう我慢出来ないです、全部出しきるまでイかせまくりますから」




え、どういうこと…！？
待って……まだ力入んない。
ヤダ……見ないで、溢れ出て止まんないの。
そんなとこ舌入れないでよ。




「イったとこだってばぁ…」




まだ全然整ってない……
一番敏感なところこれ以上攻めないで。
ずっと痙攣してる。
髪に触れ頭持ちながら拒むのに腰が動いちゃう。