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生徒会長・朝倉美咲
第11章 幼馴染み
「卓、聞いてほしい話があるんだけど」
放課後、教室を出ていこうとする卓巳を美咲は思いきって呼び止めた。
「なんだよ?俺、今から部活なんだけど」
「これから私、また葛巻先生に呼ばれてて…」
「なんだ、アイツしつけぇな
よし美咲、俺が許す!ガツンとイッパツかましてやれ」
「ガツンて」
「お前ならやれる、俺は信じてる!おっと、やべぇ遅れる
じゃあな美咲!健闘を祈る」
「ち、ちょっと、卓!」
卓巳は拳を振り上げ、
「大丈夫お前なら勝てる!」
と、走って行ってしまった。
「お前なら勝てる、か…」
美咲は両手を固く握りしめ、覚悟を決めた。
放課後、教室を出ていこうとする卓巳を美咲は思いきって呼び止めた。
「なんだよ?俺、今から部活なんだけど」
「これから私、また葛巻先生に呼ばれてて…」
「なんだ、アイツしつけぇな
よし美咲、俺が許す!ガツンとイッパツかましてやれ」
「ガツンて」
「お前ならやれる、俺は信じてる!おっと、やべぇ遅れる
じゃあな美咲!健闘を祈る」
「ち、ちょっと、卓!」
卓巳は拳を振り上げ、
「大丈夫お前なら勝てる!」
と、走って行ってしまった。
「お前なら勝てる、か…」
美咲は両手を固く握りしめ、覚悟を決めた。