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生徒会長・朝倉美咲
第16章 夢現
「ッいぃぃーーーーッ」
美咲は身体を二つに裂かれるような激痛に、歯を食いしばった。
重い瞼をやっと開き、焦点の定まらない瞳で卓巳を探す。
「く…うぁ…卓…卓ぅ」
「くっそ、すげぇ締めつけだぜ…こいつ本当に、悪いのは性格だけだな」
「た…く…?」
「おうおう、愛しのタクは、ここだぜ」
葛巻は美咲の小さな顎を掴み
ぶちゅうっと口づけた。
「むぐぅッううッ」
(うぐぅ…く、臭いぃ…!
この臭い、知って、る…?)
美咲は靄がかかったような記憶を必死で手繰り寄せた。
(この、臭い、は)
「い…」
美咲はやっと、自分が誰に何をされているのか気づいた。
「いやああああーーーーッ」
美咲は身体を二つに裂かれるような激痛に、歯を食いしばった。
重い瞼をやっと開き、焦点の定まらない瞳で卓巳を探す。
「く…うぁ…卓…卓ぅ」
「くっそ、すげぇ締めつけだぜ…こいつ本当に、悪いのは性格だけだな」
「た…く…?」
「おうおう、愛しのタクは、ここだぜ」
葛巻は美咲の小さな顎を掴み
ぶちゅうっと口づけた。
「むぐぅッううッ」
(うぐぅ…く、臭いぃ…!
この臭い、知って、る…?)
美咲は靄がかかったような記憶を必死で手繰り寄せた。
(この、臭い、は)
「い…」
美咲はやっと、自分が誰に何をされているのか気づいた。
「いやああああーーーーッ」