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生徒会長・朝倉美咲
第24章 花火大会の夜
懐中電灯を手に駆けつけたのは、三田だった。
呆然としている脇屋を押し退け、美咲は三田に駆け寄る。
「先生!」
三田は美咲を背後に庇う。
「…くっそ!何だよ朝倉!
俺はダメでそいつならいいってのかよ!?」
「…」
美咲が黙っていると
「ふざけんな!フラれて可哀想だと思って相手してやったんだろ!お前なんかこっちから願い下げだ、このビッチ」
蔑みの言葉を吐き捨てた。
「いい加減にしろ!」
三田が怒鳴った。
その大きな声に、脇屋だけでなく美咲も驚いた。
「女の子に乱暴しておいて逆ギレか!?恥ずかしいとは思わないのか!」
三田が美咲に
「朝倉さん、どうする?問題にするかい?」
問うと、ビクッと脇屋の肩が震えた。
「…いえ、私にも落ち度がありましたし、二度としないと約束してくれるなら…」
「だ、そうだ」
「チッ…ったよ!クソッ」
脇屋は不貞腐れて逃げるように立ち去った。
呆然としている脇屋を押し退け、美咲は三田に駆け寄る。
「先生!」
三田は美咲を背後に庇う。
「…くっそ!何だよ朝倉!
俺はダメでそいつならいいってのかよ!?」
「…」
美咲が黙っていると
「ふざけんな!フラれて可哀想だと思って相手してやったんだろ!お前なんかこっちから願い下げだ、このビッチ」
蔑みの言葉を吐き捨てた。
「いい加減にしろ!」
三田が怒鳴った。
その大きな声に、脇屋だけでなく美咲も驚いた。
「女の子に乱暴しておいて逆ギレか!?恥ずかしいとは思わないのか!」
三田が美咲に
「朝倉さん、どうする?問題にするかい?」
問うと、ビクッと脇屋の肩が震えた。
「…いえ、私にも落ち度がありましたし、二度としないと約束してくれるなら…」
「だ、そうだ」
「チッ…ったよ!クソッ」
脇屋は不貞腐れて逃げるように立ち去った。