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生徒会長・朝倉美咲
第28章 敗北ヒロイン
転ぶポーズを何パターンも撮ったり、呻き声や悲鳴を録音したりしているうちに菜々美は汗をかき始めた。
宅間が
「ちょっと休憩しようか」
とステンレスボトルから注いだ飲み物を菜々美に手渡す。
喉が渇いていた菜々美は、何の疑いもなく一気に飲み干した。
「ありがとうございます、美味しかったです」
「そう?良かった」
宅間はニヤリと笑った。
「次は敵に捕まったシーンを撮るからね」
人工蔦が絡まるアーチ型の装置を部屋の中央にセットし、ファーのついた手錠をバッグから取り出す。
「そんな可愛い手錠があるんですか〜」
菜々美は無邪気に笑う。
「うん、アダルトグッズなんだけどね」
「あだると…?」
理解していない菜々美に手錠を嵌め、両手を繋ぐ鎖に通したロープをアーチの一番高い部分に掛けて固定した。
菜々美はアーチにぶら下がる形になり、爪先がやっと床に着くくらいだった。
「あ、あの、ちょっと辛いです」
控えめに言うと、
「少しだけ我慢してね」
と返された。
宅間は隠していた水鉄砲を菜々美に向けてピュピュッと撃つ。
「ひゃ!」
「避けてもいいよ」
ピュピュピュピュピュッ
水の弾は次々命中し、やがて菜々美の衣装が変化し始めた。
宅間が
「ちょっと休憩しようか」
とステンレスボトルから注いだ飲み物を菜々美に手渡す。
喉が渇いていた菜々美は、何の疑いもなく一気に飲み干した。
「ありがとうございます、美味しかったです」
「そう?良かった」
宅間はニヤリと笑った。
「次は敵に捕まったシーンを撮るからね」
人工蔦が絡まるアーチ型の装置を部屋の中央にセットし、ファーのついた手錠をバッグから取り出す。
「そんな可愛い手錠があるんですか〜」
菜々美は無邪気に笑う。
「うん、アダルトグッズなんだけどね」
「あだると…?」
理解していない菜々美に手錠を嵌め、両手を繋ぐ鎖に通したロープをアーチの一番高い部分に掛けて固定した。
菜々美はアーチにぶら下がる形になり、爪先がやっと床に着くくらいだった。
「あ、あの、ちょっと辛いです」
控えめに言うと、
「少しだけ我慢してね」
と返された。
宅間は隠していた水鉄砲を菜々美に向けてピュピュッと撃つ。
「ひゃ!」
「避けてもいいよ」
ピュピュピュピュピュッ
水の弾は次々命中し、やがて菜々美の衣装が変化し始めた。