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性に溺れる私
第7章 【交錯していく欲望】







今月もちゃんと予定通り生理が来て4日間ほど禁欲してる。
5日目の今日、まだ血は出てるけど量は少なくなるのでオナニーしてしまう。
勿論、ディルドは我慢して指だけのクリイキ。




本当は生理中だってセックスしたいけど衛生的に悪いし匂いも気になる。
相手につけてしまうのも申し訳ないしね。




誰?生理中の中出しセックスは妊娠しないってほざいてる奴は。
そんな事実ないから。
未だに信じてる奴が居て反吐が出る。




「ねぇ、しようよ〜お願い」って可愛く言ってきても無理だから。




「帰りなよ、耀平」




家教えてから入り浸られて早速後悔している。
大樹にまだ教えてないことに気を良くしたみたい。




「じゃ、キスだけ」




抱きついてこないで。
キスで終わるタイプじゃないでしょ。




「本当、マジで生理中は無理」




お腹痛いの。
だるいの。寝たいの。空気よめ。




「冷たい玲奈も好き」




「聞き分けのない男は嫌い」




先生ともキスしてないんだよ?
気安く触れないで。




「生で玲奈の中に出すの気持ち良いだろうな…」




「は?させないから、そんなこと」




「今がチャンスじゃん」




「ごめん、中出しして欲しい人は耀平じゃないの」




「え……そんなはっきり言う?」




「うん……ここに宿っても良いって思える人はただ一人だけだから。もし今私をレイプしたり許可なく中出ししようとするのなら今後一切耀平とはしない」




ベットに座る私に膝まつき抱きついてくる。
だからお腹痛いんだってば。
泣くな、鬱陶しい。




「ごめん、玲奈ごめんね?」




「ちょっと頭痛してきたわ、離れて」




「ゆっくり寝て」




「いや、帰って?」




「はい、わかりました」




素直、宜しい。
慌ててジャケットを着るけど名残惜しくこっちを見てる。
部屋の扉を開けて帰るよう促す。
渋々部屋を出るのだ。




一緒に階段降りて玄関まで送る。




「じゃ、帰ります……ごめんね?怒ってる?」














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