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性に溺れる私
第1章 【先生とイケナイ契り】





「足りねぇよ…」




「え…?」




「そんなんじゃ完全に勃たねぇ」




ゾクゾクした。
先生の口からやっと大好きな人格が現れた。
言ってるそばから何かと闘ってるみたいだけど一度零した言葉はもう二度と戻らないんだよ、先生。




「キスしろ……キスしながら腰動かせ」




「はい……先生」




身体の芯まで疼いて堪らないよ。
唇が重なる瞬間。
「お前のキス…昨日から離れねぇんだよ」ってありがとうございます。
もう充分に中毒者ですね。




「私もです……先生の唾液が欲しくて堪らないです」




優しく重なり合い舌でこじ開ける。
ほんのり香る煙草の匂いも好きですよ。
嬉しい……全部預けてくれるんですね。
吸って与えて……ねっとり絡める。




腰も忘れてません。
ゆっくりゆっくり……徐々に速く。
キスと同じ間隔で激しくなっていく。
固く盛り上がってきたね。
私も濡れてるよ。




胸を刺激していた手を掴まれてキスを中断する。




「あ……解いたんですね」




これも想定内。
わざと緩めに縛ったから。
女の力なんてたかが知れているでしょ。
その上をいってもらわないと。




もう固くなってるしキスで充分絆されましたよね。
さぁ、そのネクタイでどうしますか…?




やっぱり、私を縛りますよね。
両手を前で縛られて悦んでるなんて私くらいでしょうか。




「本当はこうして欲しかったんだろ?」




心の中は歓喜です。
荒んだ瞳で見られてる。
これから何をされるのかと考えるだけでショーツがシミになっていく。




「はい……」




「じゃ、言う通りにしろよ」




手始めに私のブラウスのボタンを外してきた。
膝立ちさせられブラもホックを外され肩ひもを取られ剥ぎ取られた。
露わになった膨らみに先生の舌が這う。




「手上げて俺の首に回せ」




指示のひとつひとつに高揚していく。
素直に従い、甘い声を漏らす。
さっきとまるで立場が逆転しててヤバい。
舌先で転がされ震えるほど気持ち良い。




身体が小刻みに痙攣するから「どうした?」と冷たい瞳が私に問いかける。
わかってるくせに言わせようとする。
それも含めて痺れるんだけど。











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