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第7章 【交錯していく欲望】

抱き締めて離さない大樹の腕の中で何度もキスをした。
耀平にイかされてる私を見た時、怒りよりも先に興奮を覚えてしまったんだって申し訳なさそうに言ってきてくれたの。




愛おしいよ。
こんな愛し方しか出来なくてごめんね。
こんな彼女でごめん。
許して欲しいなんて痴がましいけど、こんな私をまだ愛してくれるなら一緒に溺れて欲しい。




お互いに依存しよう。
セックスまみれの関係で居よう。
他の誰かに犯されていても犯し返す人で居て……




それがキミの好きになってくれた藍沢玲奈の本性なんだよ。




自分でも抜け出せないの。




セックスしたくて仕方なくなる。




「別れたくなったら先に言って…」




そう伝えたら「別れたくない」と抱きついてしばらく離れなかったね。
髪を撫でながら抱き締め返した。




さらなる一線を越えてしまった私たち。
どんどんのめり込んでいく。
性に溺れていく日々が始まる。