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第7章 【交錯していく欲望】

「ダメダメっ…いやぁ…っ」




「やべぇ、その顔……マジで」




「耀平お願い、許して……あっ…イク、あぁ……！」




頭がボーッとしてきた。
熱っぽいのはとっくに治っていたけど今度はイキ過ぎて身体が悲鳴をあげている。
ずっと痙攣しっぱなし。




「大樹見てるか！？俺のでイキまくってるぞ！自分から腰振って、ほらまたイった…っ」




締め付けるタイミングでピストンも速まる。
すぐ隣で大樹に見られながら、耀平が下になって騎乗位にさせられた。




「大樹見ながら腰振れよ」




よく見えるように正面にして騎乗位。




「寝取られてんだろ？だったら目の前で自分で腰振ってイケよ」




耀平の上で息を整えながらレイプ風プレイが始まった。




「玲奈、無理しちゃダメだ…」




いつも……どんな時でも優しい大樹。
最初に私が言った言葉覚えてる…？
“3人で気持ち良くなろっか”って。
耀平がそう出て来るなら私もそれなりの覚悟はある。




ゆっくり腰を上下に動かす。




「そう……気持ち良くなりたいもんな？俺の方がイってる回数多いんだろ？認めろよ」




「本当、耀平の性格大嫌い」




「え…？」




徐々に激しく前後にも腰を回転させてのピストン。
やられてるばかりの私じゃないんだよ？
「くっ…！」て歯食いしばっちゃってさ、先にイキまくるのあんたじゃないの？




急に喘ぎ出した耀平は無視して大樹を呼ぶ。




「こんな奴に腰振ってごめんね…？悔しいけどイっちゃうの……」




「うん、わかってる……」




「でも私が好きなのは大樹だよ……」




「俺も好きだよ……」




「大樹……キスして」




騎乗位ピストンしながら隣に来て大樹と舌出しキス。
激しく揺れてる間のキスはこうしないと歯が当たったり噛んじゃったりして危険なのだ。
出された舌に吸い付く。




「こんな奴で悪かったな」と耀平も下からピストンしてきて邪魔をする。





「あっ…あっ……動かないで」





ムカつくから寝そべる腕を取り上体を起こした。