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性に溺れる私
第7章 【交錯していく欲望】
「うん……クリトリスも忘れないで」
「うん、こう…?」
激しく弄る血筋の立った腕を掴んで喘いじゃう。
「あっ…それ……あっ…大樹イキそう」
「本当?ずっとこうしてたらいい?」
言葉にならずうんうん…と頷く。
ポルチオイキに勝るものはないけどクリイキだけでも充分満足するくらい気持ち良い。
「あっ…あっ…そのまま……んん…っ…あ、イク…イクイクイク…っ」
ギュッと大樹の腕にしがみついたまま絶頂した。
上手だったよ……イったよ私。
「イキ顔めちゃくちゃ可愛い」
「ちゃんと今日シコってね?」
「うん、今の玲奈もおかずにする」
「バカ……」
耀平が戻って来るまで何度も何度も舌を絡ませ合った。
有意義な時間だった。
明日はどんなセックスしてるんだろう。
こうして誰かと繋がっていれば知らぬ間に体調不良も完治している。
本当、淫らな身体持つと大変なんだよね。
二人が帰った後。
ソファーカバーを取り外しシミにならないよう固く絞ったタオルで上からポンポンと叩きながら拭き取る。
時間が経つのも忘れるくらい没頭してたけど。
たった一通のメールが私をまた疼かせる。
待ちに待った先生からのメールです。
ニッコリ笑って携帯を抱き締める。
これさえあれば生きていける。
全て失ってもいい。
泣いてしまうくらい嬉しいの。
先生が全てなんです。
まだ二人は知らないもう一つの私の顔。
4Pもまた良いかな…なんて思ったりもしたけど、それは絶対にダメ。
叶えられない。
だって先生を失いたくないの。
誰にも知られてはいけない関係だから。
待ち遠しいです。
明日、先生にどんな扱いを受けるのか。
今夜から端なく濡らしておきますね。